断熱ブログ

断熱住宅の家電と設備

2021年1月21日|カテゴリー「性能
10年ひと昔といいますが、家電や設備はもっと早いんではないでしょうか?

私が初めてiPhoneを買ったのが2008年なんので、その頃はスマホなんて普及しないと回りも誰も持っていなかったのが10年前です。

今は当たり前で会社からも会社用携帯として支給してもらうぐらいです。

住宅に関しては進歩は遅いので20年前の基準が最新ってぐらいですからね

基準よりも快適な生活を優先したリノベーションをしましょう

断熱住宅の家電と設備についてお話しします。

断熱はエネルギー設備の基本

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断熱の悪いお家では省エネ家電や設備も十分に機能を発揮しません。

容器に穴が開いている状態なので、いくらエネルギーを溜めようとしても穴が開いているので逃げてしまいます。

断熱のいい家は隙間なく外気を抑え込んでいきます。


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最新の省エネ家電で冷暖房をしても隙間や熱の流入を防がないと穴の開いたバケツ状態でエネルギーは漏れだしている状態になってしまいます。

効率よく効果がある簡単リフォームは窓の断熱なんです

その為国からもポイントという形で補助が出るグリーン住宅ポイント制度の対象工事にもなっていますよね

家の断熱や夏場に備えた日射遮蔽にもきっちり対策をするしましょう。

せっかく買い替えた高価な家電も半分の性能しか発揮しないのはもったいないですよね

コロナ対策もリフォームで対策をしていく人やDIYで対策していく人なども増えています。

急がずしっかりと考え納得できるリフォームをやっていきましょう

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ハウスメーカや断熱意識の高い一部工務店さんに見られるシステムで、全館空調は居室だけでなく、トイレや廊下など家全体を冷暖房したり、24時間換気を行うシステムのことです。

家の中の温度差が少なくなるためヒートショックを防止したり、外気中の花粉やゴミの粒子はフィルターで取り除いてから取り込むため、きれいな空気を室内に送れるなどのメリットがあります。

空気の吸込口・吹出口や室内機などの機器を、建物内に組み込む必要があるため、新築時の設置が基本となります。


リノベーションで取り入れたい方はスケルトンリノベーションになります。
壁や床などを壊していき躯体(柱や梁など)だけを残してリノベーションする方法です。

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全館空調をおススメというわけではありませんが、新築の方はご検討してもいいかなという感じです。
簡単にメリットデメリットをご紹介します。

< メリット >
・家中どこでも快適
・エアコンが無いので見た目がいい
・空気清浄機が要らない
・洗濯の室内干しが出来る
・コストが高くなる
・部屋個別の温度調整が出来ない

断熱リフォームでは空調設備は必要不可欠なものになります。

なぜなら今まで隙間があった部分も断熱工事をすると隙間はすべて塞ぎます。

こんな方に断熱リフォームがおススメです!

2021年1月20日|カテゴリー「性能

朝、起きるとお部屋が寒くありませんか?

冬、過剰な暖房で集中力が落ちていませんか?

断熱リフォームで解決できます!!

寒い 冬
・朝、お部屋が冷え切っていてお布団から出るのが辛い。
・目覚ましをかけても、寒くてなかなか時間通りに起きれない。
・毛布を掛けていても身体が冷え切ってしまっている。
・最近暖かいと思って薄着で寝たら、寒いなぁと感じる。

そんな寒い日は、朝の準備が遅くなってしまいますよね
冬の朝も、もっと快適に過ごしたいと思いませんか?

お部屋が寒い原因は、夜のうちに熱が流出して、朝の室温が下がっている。
壁の温度が低いと,体感温度が低い。などが考えられます
断熱のお部屋
最近は、暖かくなってきて暖房をかけて過ごすこともなくなってきましたが、
冬は、暖房の効いたあたたかい部屋の中で過ごす時間も多くなりますよね
ついつい、寒いと暖房の温度を高めに設定してしまいますよね…

実は…暖房の温度を高めに設定して過ごすことは集中力を欠く原因になってしまうそうです
高めの温度設定で頭がぼぉーっとならないように注意することが大切です!
上下の温度差のない室温で快適に過ごしたいですよね

そんなお悩みは、お部屋を断熱リフォームすることで解決出来ます
断熱することで、高気密高断熱の保温されているお部屋を作りだすことが出来るんです

少しでもご興味のあるお客様は是非ご来店下さい

日本は耐震もしっかり考えないといけません

2021年1月20日|カテゴリー「性能
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皆さんは耐震についてはやっぱり頑丈な方がいいと思いませんか?

私の住む豊橋市でも地震は起きますしある程度までは揺れたなと思うだけですよね。

日本は大陸の沈む場所なのでどこでも地震はあります。

私たちの地域は東海大地震が来ると言われてから何十年も経ちます。

そんな中1981年に建築基準法が改正され、より耐震性能の高い家を建てることを定める新耐震基準が設けられました。

新耐震基準では、この許容応力度が震度5程度の地震に耐えられる大きさであることが必要だとされています。

最近の地震は震度6~7と発表になることの方が多くありませんか?

基準クリアしていればというものでもないので、阪神淡路大震災を経て2000年に制定された住宅品質確保促進法にもとづき、耐震等級という制度ができました。
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耐震補強と言っても色々あります。

基本的には
・強い壁を増やす
・壁をバランスよく配置する
・床や屋根を補強する、柱や梁
・筋交いなどの木材の部位同士を緊結・固定する
・土台や柱が腐らないようにする
・基礎を丈夫にする

この6つが基本です。
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耐震等級1が基本となっていますが、耐震等級2になると1.25倍、耐震等級3になると1.5倍の強さとされています。

耐震等級1は震度5を想定していますが、震度6弱が1.25倍相当、震度7が1.5倍相当です。

震度7に関しては最大なので同じ震度7でも揺れの強さは違います。

何故震度最大が7なのかわかりませんが、今住んでいる地域で起こるかもしれない地震に対応できる家に住みたいですね。

私個人的には耐震等級3の家に住みたいです

齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドラインの概要

2021年1月19日|カテゴリー「コラム
皆さんは国土交通省が発表している「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」をご存じですか?

高齢期を健康で快適に過ごすために、早めに住まいを改修することのメリットや改修の際に配慮すべきポイントを取りまとめたガイドラインを国土交通省が発表しています。

その内容について発表資料を基にご紹介していきます。

詳しくは国土交通省のホームページへをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/common/001282248.pdf

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現状としては男女問わず独身の方や、夫婦のみの方が増えています。

夫婦と子供がいる世帯は全体の2割以下となっています。

都市圏を中心に後期高齢者が増えているというのもあります。

私たちもそうですが、若い夫婦は賃金が安く都市圏に家を建てるということは出来ず郊外に立てるか、子供がいる家庭は2割程度なのでアパートや実家暮らしという方が多いのではないでしょうか。

高齢者の医療費も人口が多いので需要が増え保険料も高くなってきています。
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高齢者の多くの方が自宅での生活のする事を望み、退職後の期間も長期化する一方で、その住まいは断熱やバリアフリーが十分でない場合や、広くて維持管理が負担になる場合などがあります。

高齢期を迎える前の可能な限り早い段階で、高齢期の住まいや住まい方を選択することが重要であり、中でも自宅の改修は有効な手段です。

このため、国土交通省は、「高齢者の住宅の設計・改修に関するガイドライン検討会」を平成29年12月より計5回開催し、高齢期の生活に適した住まいの改修のあり方について検討を進めてきたそうです。
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断熱に関しては「日本の住宅は遅れている!?」でも紹介しているように海外から見ると大分遅れています。

環境が違ういうのは言い訳でしかありませんが、国も断熱性能を上げるような新築やリフォームに対して補助を出しています。

ですが、実際に家を建てる業者が「面倒な手続きだ」とか目先の価格で安くなる方を選ぶように話をしていくのが95%程で、基準をクリアしている住宅の申請は5%程度と言われます。

冬場一番危ないのが「ヒートショック」です。

色々な検討結果を踏まえ、「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」として取りまとめ発表になったそうです。

老老介護介護など寿命が長くなるにつれて様々な問題も関係してきます。

健康寿命を延ばす為にも快適な暮らしを実現させましょう

お客様に聞かれた質問をご紹介します

2021年1月18日|カテゴリー「性能
冬の寒さを感じるのが床からの冷え込みや窓からの冷え込みだと思います。

今回は床の冷え込みでご相談があったお客様でしたが、築年数が少なく断熱材が入っている事が想定されました。

お客様の家は木造住宅でした。

床の構造としては根太と言われる木材の間に断熱材が入っている状態です。

根太の大きさは一般的に45mm×60mmが使われると思います。

その上に床材(フローリング材)を張っていきます。
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今回も同じ造りではありましたが、断熱材は20mmとなっていました。

新築を契約した時にどのような仕様であったのかまでは分かりませんが、断熱材は一応入っていました。

長期優良住宅などの性能を重視した住宅でない限り一般的には25mm程度を入れるそうです。

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増し貼りや張替えを行えば熱伝導率の数値は倍になりますが、体感としては寒くない冷たくないまでいくと断言するのは個人差もあるんで難しいという説明をさせて頂いて上でサーモカメラと床下の写真で確認説明させて頂きました。

根太の大きさ的には最大45mm厚の断熱材が入れられると思います。

なので増し貼りで20mm若しくは25mmの断熱材を床下から設置していく方法が考えられます。

築年数も少なく左右の隙間は無いように施工されていたので有効な工事になると思います。

内窓・二重窓取付

窓には一番効果のある内窓をおススメしました。

窓と窓の間に空気の層を作り断熱効果を高めてくれます。

さらにアルミと比べて樹脂製になりますので熱の伝わりにくいのも断熱効果を高めます。

結露は換気も大きく関係していますが、軽減される効果は十分にあります。


床だけでなく窓や壁も考えて行きましょう。

同時に全部やってしまうと高額なリフォームになりますが、部分的に工事したり、床だけや窓だけをやって効果を確認しながら進めて行く方法もあります。

納得して進めて行ける工事をご提案していきますので、ぜひご相談下さい。