断熱ブログ

リフォームのきっかけはお風呂?!浴室リフォームで気をつけて欲しい事

2020年11月11日|カテゴリー「コラム
リフォームの先輩100人に聞きました。

「リフォームを決めたきっかけはなんですか?」
の問いに対する回答の第3位が「お風呂の故障」。

なんと!8人に1人のリフォームのきっかけが「お風呂」なのです。

リフォームを決めたきっかけはなんですか?

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2017年 / ハイアス・アンド・カンパニー調べ

汚れや見た目が気になるときはクリーニング業者も検討

またしかし、お風呂の故障とひと言でいっても、悩みは千差万別。

例えば
カビなどの汚れがすごい
バスタブ、壁にヒビや傷がある
床がブヨブヨにしている
狭い
寒い
古い
危ない
流れが悪い
不経済
などなど・・・
築年数や家族構成、家族メンバーによっても悩みは異なります。

気になるリフォーム費用も、浴室リフォームの相場は50万円〜150万円と、他の部位のリフォームに比べると相場の幅が広くなることも悩ましいところ。

これは、現在の浴室の傷み具合、それによる撤去費用、配管工事の有無などによって金額変動が大きく変わってくるからなんです。


見た目のお悩みで、あまり金額をかけたくない場合(例えば、「今の浴室の大きさで満足しているけど、汚れが気になる」・・・など)は、リフォーム業者ではなく、クリーニング業者に一度、問合せてみることをおすすめします。

リフォーム業者よりも、低価格に対処してくれる可能性もあります。

プロがその浴室を見てクリーニングでは難しいと判断した後、浴室塗装やリフォームを考えてみるのもひとつの方法です。

でも、リフォームのタイミングを見誤ると大損することも。

余計な補修費がかかったり、無駄な光熱費をいつまでも払い続けていたり。

断熱性や気密性の低さからヒートショックなど健康被害を引き起こすこともあるのが浴室なのです。

では、浴室リフォームのベストなタイミングとはいつでしょう?

浴室リフォームの最適なタイミングとは

簡単なテストをしてみましょう。

Q)あなたの浴室は、次の中であてはまる項目はありますか?
脱衣所の床がブヨブヨしている
浴室の床や壁にヒビが入っている
カビがひどい
排水溝が流れにくい
これまで浴室のメンテナンスをしたことがない
一つでもチェックがついていたら、今がリフォームのタイミングかもしれません。

なぜなら、これらは浴室構造の腐食が進んでいるサインなのです。

腐食がこれ以上進む前にリフォームした方が、無駄な補修費がかからない場合が多いですから、チェックが一つ以上ついた方は、早目にプロに相談してみましょう。

浴室リフォームの種類と特徴

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浴室リフォームを決断した、または浴室リフォームを検討している方は、ここから浴室リフォームの「方法」を見ていきましょう。

浴室リフォームは、在来工法とユニットバスという二つの方法があります。
在来工法
在来工法はいわゆるオーダーメイドのこと。

壁や床をつくりあげ、浴槽や水栓金具を一つずつ選んで組み合わせる方法です。

例えば、あなたが「一面ガラス張りで、檜の浴槽が欲しい!」とすると、必然的に在来工法になります。

本当にステキですよねー。

でも、想像できると思いますが、費用もステキです。

ユニットバス
ユニットバスは、様々なメーカーが出している規格品の浴室になります。

メリットは気密性と断熱性に優れ、お手入れがカンタンにも関わらず費用も安いこと。

事前に工場で部品を組み立てるので、工期も短く済みます。

デメリットは、サイズがある程度決まっている点や、デザインの自由度がないこと。

現在の浴室が変形していたり、狭かったりすると、規格に無い場合がありますので、ご注意を。

在来工法か?ユニットバスか?

おおよその方向性は決まりましたか?在来工法にして夢の浴室を実現するもよし、ユニットバスでリーズナブルに高機能な浴室を手に入れるもよし。

理想の“バスライフ”はひとり一人違います。

浴室リフォームで気をつける工事費用の内訳

さて、すこし現実的なお話に戻ります。

気をつけなくてはいけないのが、工事費用。

例えば、ユニットバスにリフォームする場合、パンフレットなどでユニットバスの本体価格だけ見て「お!案外安いな」と勘違いする人がいますが大間違いです。

『工事費』がかかることを、お忘れなく。

工事費用とは、解体撤去工事・組み立工事・給湯器の交換・配管工事・補修工事のことです。

金額はお住まいの状況によりますが、安くても50万円、腐食が酷い場合などは100万円以上かかるケースもありますので、多めに予算をみておきましょう。


業者から出てきた見積もりも、内訳をしっかりチェックしてください。

大切なのは、今後の追加工事が発生しないか、発生する場合はどういった場合でどの程度なのかです。

業者とここのコンセンサスをしっかり取ることがとても大切です。

ですから面倒だからといって、業者任せにするのは避けましょう。

ちなみにユニットバスの金額は、標準モデルで30万円〜。

少し良いグレードにすると60万円〜、ハイグレードなもので80万円〜が目安です。

在来工法の場合は、壁をタイルばりにするなど最低でも150万円ほどでしょうか?

あなたのリフォームの目的や浴室のイメージをクリアにして、工事費用の予算も確保すれば、理想の浴室にグッと近づきます。

リフォームの先輩100人に「リフォーム後、あなたの生活に思いもよらない変化はありましたか?」ということを聞いてみました。

するとなんと、一番多い回答が「入浴時間が楽しくなった」(20.4%)でした。

リフォームすることで毎日の生活の室がぐっと上がるのが浴室なのです。

リフォーム後、あなたの生活に思いもよらない変化はありましたか?

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2017年 / ハイアス・アンド・カンパニー調べ

また、「浴室をリフォームして良かったと思うことは?」という問いには、60%の人が「浴槽や床がキレイになったこと」と答えています。

「掃除がしやすくなった」(20.4%)も3位。皆さん、やはり浴室に特に思い入れがあり、キレイにしたいと思っていることがこれを見ても伺えます。


浴室をリフォームしてよかったと思うことは?

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2017年 / ハイアス・アンド・カンパニー調べ

そんな、浴室リフォーム。

その成功のコツはショールームに実際に足を運び、製品を見て、触って選ぶことです。

床の材質などは面倒くさがらず、靴下を脱いでちゃんと“素肌”で体感してみてください。

また、ショールームには物珍しい高機能のバスタブや製品がたくさんありますが、本当にあなたの生活に必要かどうか、よく考えてから決めましょうね。

ショールームでテンションが上がって決めちゃったけど、入れてみたら実際の生活では全然使わなかった・・・なんてことも多いようなので。

洗面室リフォームで+αのライフスタイルを実現!

最後に、浴室のリフォームとセットで考えたいのが、洗面室のリフォームです。

近い将来、洗面室のリフォームをする予定があったり、浴室ほどでなくても劣化がはじまっているなら、浴室と一緒にリフォームするのがベターです。

というのも、二度にわけると費用が無駄にかかるだけでなく、プランの自由度も下がってしまうからです。


洗面リフォームの相場は、内装に10万円〜、洗面台に10〜40万円です。

浴室と一緒にリフォームすれば、1割程、リフォーム費用が安くなるといいます。

洗面リフォームをする/しないに関わらず、浴室をリフォームする際には、ついでに洗面室もプロの方に見てもらってみてください。

洗面室がキレイになると、奥様・娘様ももっとキレイになりますよ。そして、ダンナ様への株が急上昇すること受け合いです。

水回りと内装リフォーム費用の相場

2020年11月10日|カテゴリー「コラム
「そろそろリフォームをしようかな」、と思いはじめた時、まっさきに気になるのは、やっぱり「費用」ですよね?

リフォームの先輩100人にも「リフォームを検討している際に悩んでいたことはなんですか?」と聞いてみると、70%以上の人が「実際にいくら費用がかかるか」と答えています。

あなたはリフォームを検討していた際に、どんなことに特に悩んでいましたか?

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2017年 / ハイアス・アンド・カンパニー調べ

限られた予算のなかで、優先順位を決めることはリフォームを成功させるためにとても重要です。

夢のマイホーム実現のためにも、まずはリフォーム費用の相場を、部位ごとにみていきましょう。

これから紹介するそれぞれの費用は、実際にリフォームをした先輩たちの、一番多かった価格帯です。

オーダーメイドや設備のグレードを高くすれば、費用は当然高くなりますのでご注意くださいね。

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古くなったコンロやビルトインオーブンの取り替えだけなら20〜30万円程度(工事費込み)で可能です。

とはいっても、「どうせリフォームするなら」、と古いキッチンを撤去して最新のシステムキッチンにリフォームする人が大多数。その場合の相場100〜150万円です。

どのシステムキッチンを選ぶかによっても費用は変わってきますが、費用が200万円以上場合は、キッチンの場所を移動したことによる、給排水や喚起のためのダクト工事費用、撤去後の壁や床の補修費用などがかかったケースがほとんど。

なので、キッチンリフォームの前に、何を改善したいのか、現在の不満点は何なのかを整理して、しっかり優先順位をつけましょう。

「なんとなくかっこいいから」とアイランドキッチンにリフォームし、動線が悪くなった上に工事費用が大幅にアップ!なんてことにならないようにご注意くださいね。

ちなみにキッチンリフォームの工期の目安は1〜2週間程度です。

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相場が50万〜150万って幅がひろすぎでしょう!」と思ったあなた!

さすがです。

実は、浴室のリフォーム費用の相場を語るのはちょっと大変なのです。

なぜかというと、今のお風呂が在来工法なのかユニットバスかによって、それからリフォームを在来工法の浴室にするかユニットバスにするかによって、費用が大きく変わってきてしまうからなんです。


在来工法の浴室というのは、いわゆるオーダーメイドのお風呂のこと。

ユニットバスとは、様々なメーカーが出している規格品の浴室のこと。

このメリットは、気密性と断熱性に優れ、お手入れもラクチンなこと。

工場であらかじめつくった部品を現場で組み立てるだけなので、工期も短く済む。在来工法より費用も安いため、現在の主流はユニットバスになっています。

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一般的な平均値ですが、ユニットバスと工事費で100万円が相場になります。

感覚的ですが、頭に入れておいてもらえるとリフォームをする際に基準ができますから役立つと思います。

内装のグレードを高くしたり、浴室機能を色々つけたりすると150万円くらいかかるケースもあります。

次に、現在のお風呂が在来工法で、新しくユニットバスにする場合をみていきましょう。

まず現在の浴室を解体する費用と設置する費用が50万円ほどかかります。

現在のお風呂の状態によってはさらに費用がかかる場合があります。

これにユニットバスの費用をたして、100〜200万円みておくと良いと思います。

ユニットバスからユニットバスへ交換の場合は、工期は1週間から10日程度ですが、在来工法のお風呂からユニットバスのリフォームだと2週間以上かかる場合もあります。

「お風呂を綺麗にするなら、洗面所も!」という方!

洗面所の壁紙や床などの内装工事に10万円程度。

洗面台は選ぶもの次第ですが、10〜40万円のものが多いようです。

洗面所のリフォームには50万円ほどみていたら十分だと思います。

工期は早いときは1日、長くても数日で完了します。


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トイレのリフォーム費用の相場は工事費込みで、20〜50万円です。

一番多いのはなんといっても便器の交換ですが、便座だけを交換する場合は、脱臭や暖房、温水洗浄機能がついたシンプルなものだと10〜20万円が目安になります。

内装や便器の交換のリフォームをする場合は25万円程度。

便器の交換、手洗いの設置と内装工事で50万円程度が相場になります。

最近流行っているタンクがない便器や自動開閉、全自動洗浄などの機能がついているもので20〜30万円が目安です。

ただし、和式から洋式へ変更する場合は工事費が高くなるのでご注意ください。

工期は1日〜1週間程度です。

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内装リフォームのメリットは、部屋の雰囲気を簡単に変えられて低価格なところ。

特に壁や天井は面積がひろいぶん、印象をつくりやすいので、おすすめです。

もちろん選ぶ壁紙によって金額は異なりますが、6畳間の天井と壁で4〜7万円程度(クロス撤去費用、下地調整費、施工費、廃材処分費含む)です。

壁紙交換の費用の単位は1平方メートルあたりの単価で表記されていることが多いと思います。

6帖であれば天井が10㎡、壁が30㎡。12帖であれば天井が20㎡、壁が43㎡といった感じに計算すると分かりやすいと思います。

実際には窓や扉の面積をマイナスして見積もりを出します。

壁紙の場合は、1,500〜3,000円/㎡、珪藻土などの塗布は4,000〜9,000円/㎡を目安にしてください。

床のリフォームも選ぶ床材や、リフォーム方法によって費用は変わってきますが、8帖で10〜20万円ほどみておくと良いでしょう。

いかがでしたか?
ここまでキッチン、お風呂(洗面)、トイレというリフォーム3大水回りの金額と内装リフォーム費用の相場をみてきました。

想定していた予算におさまりそうですか?

まるごと一気にリフォームすると、244万円〜477万円かかる計算になります。

リフォーム検討層の8割が部分リフォームを検討している

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リフォームの先輩100人に「リフォームに実際にかけた費用は?」とアンケートをとったところ、4割近い人が100〜300万円未満でした。およそ8割の人がリフォーム予算は、300万円未満という結果に。

つまり部分リフォームを行っている方が多いようです。

一番小さなトータルリフォームをご検討されてみるのはいかがですか?

紹介しました通り、キッチン・お風呂・洗面・トイレをリフォームすると、200万円〜450万円かかります。

紹介した金額には断熱リフォームの費用はもちろん含まれません。

私たちがご提案する断熱リフォームは「家の“中身”を新築に」するリフォームという考え方で、既存のお住まいをそのまま、高機密+高断熱の快適さと共にまさに今の最新の“新築品質”をお届けいたします。

ヒトも家も、見た目以上に、中身が本当に大切ですからね。

こちらもぜひご検討のひとつに入れていただければ幸いです。

信頼できるリフォーム会社を選ぶために

2020年11月9日|カテゴリー「コラム
リフォーム工事を注文する前に、リフォーム会社が開催しているイベントに参加することをオススメします。

イベントに参加するべきかと合わせて、イベントに参加する際にチェックするべきポイントについてもご紹介します。

「木を見て森を見ず」な業者には要注意

リフォームを行うときに、ポストに投函されたチラシや地元のホームセンターなど、ぱっと見の“価格の安さ”のみをポイントにリフォーム工事の依頼先を検討される方もいらっしゃるかもしれません。

しかしキッチンやお風呂など、設備の価格だけで業者を選ぶと、結果的に高い買い物になってしまうケースはよく聞かれる話です。

国土交通省が発表している平成27 年度「住宅市場動向調査」によると、“リフォーム時に困った経験があった”と回答した世帯の二番目に多い理由(13.2%)に、「費用が当初の見積もりよりオーバーした」という項目が挙げられているほど。

こうした事態を避けるためにも、信頼できるリフォーム会社を選ぶことがとても重要です。
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では、どのように信頼できる会社を選べばいいのでしょうか?

例えば、浴室をリフォームする場合。

浴室設備の取り付け工事だけしか行わない業者だと、浴室まわりの現状調査は行いますが、それ以外の場所については現状調査を行わないケースがあります。

しかし本当の意味で「浴室を変える」ためには、「お風呂に関係する住宅の部分も変える」ことが求められます。

給湯器だけを最新のものに取り替えても、配管が古いままでは、水圧に耐えられず破損してしまう事態にもつながりかねません。

つまり浴室をリフォームする以上、脱衣所や屋内・屋外の給排水設備や給湯器などをトータルで考えた工事計画が必要になります。

そのためには、取り替えようとする部分以外の事前調査もまた必要になるというわけです。
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部分的な調査しか行わない「木を見て森を見ず」という業者の対応が、“工事開始後の追加費用の発生”というトラブルにもつながってしまいます。

着工後のトラブルを避けたいなら、しっかりした事前調査を行ってくれるリフォーム会社を選ぶこと。

その上でも設備交換しかできない業者ではなく、住まい全体を考えるのに必要な知識を有する会社にリフォームを依頼することが得策だと言えるでしょう。

リフォーム会社を選ぶときのポイント

先ほど紹介したようなリフォーム工事にまつわるトラブルを避けるために、リフォーム会社を選ぶ際には、以下のチェックポイントを参考にしてみてください。


「現地調査」をしっかり行っているか?
(調査開始後、1 時間以内に見積もりを出してくるなど、現地調査を短時間で済ませようとする場合は注意が必要です)

排水管など普段は見えない部分までしっかり確認しているか?


現在お住まいの住宅の図面を作成しているか?
(図面がない場合は無駄な工事が発生してしまう可能性があります)

予算についての明確な説明をしてくれるか?

工事のスケジュールを事前にしっかり提示してくれるか?

リフォームの前にオススメ!直接、見る・聞く・感じるイベント参加

2020年11月6日|カテゴリー「コラム
リフォーム工事を注文する前に、リフォーム会社が開催しているイベントに参加することをオススメします。

イベントに参加するべきかと合わせて、イベントに参加する際にチェックするべきポイントについてもご紹介します。

イベントにはどんな種類がある?

リフォーム会社が開催するイベントには、一般的に以下のようなものがあります。

モデルハウス見学会

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実際にリフォームを行った住宅を見学するイベント。

モデルハウスはリフォーム会社の特徴やこだわりが詰まった自慢の作品でもあります。

その会社が力を入れているポイントはもちろん、自身が必要だと感じている機能・設備が備わっているかを確認しましょう。

特に住宅の暖かさや涼しさ(=断熱性能)などの機能的な部分は、実際に体感してみるのが一番です。

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どなたでも参加できるセミナー形式のイベント。

リフォームに役立つ情報を発信しています。

リフォームの具体的な進め方や、適切な資金計画の立て方など、リフォームを行うにあたって身につけておきたい知識を学ぶことができます。

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スタッフが個別に、リフォームへの相談に答えてくれるイベント。

スタッフとのマンツーマンもしくは少人数形式で行われるので、人目を気にせずじっくり質問することができます。

イベントに参加するべき2つの理由

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こうしたイベントに参加するべき理由は、大きく分けて2つあります。

一つ目は見学会などに参加し、実際にリフォームを行った住宅を見てみることで、その効果を直接体感できること。

百聞は一見に如かずというように、写真や資料だけではわからない多くの発見が得られるはずです。

もう一つはイベントを開催している住宅会社が、住まいの相談をするパートナーとして相応しいか、見定める機会になること。

モデルハウスの設備をチェックしたりイベントで話す内容を聞いたりすることで、その会社がどんなことに力を入れて取り組み、どんなカラーを持った会社なのかを知ることができます。
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「リフォームをスムーズに進めたい」「工事が始まってから後悔したくない」という方は、一度イベントに参加してから、パートナーとなるリフォーム会社を決めることを強くオススメします。

リフォーム費用、工事に見合った納得価格におさめるために

2020年11月5日|カテゴリー「コラム

できれば、工事に見合った「納得価格」でおさめたいリフォーム費用。

無駄な出費を抑えるためにも、あらかじめしっかりした資金計画を立てることが重要です。

理想的な資金計画を考えるために知っておきたい知識や、おトクなリフォームを実現するための工夫をご紹介します。

資金計画はリフォームの「周期」から考える

住宅は設備ごとにリフォームを考えるべき周期があります。

特に要望が多いキッチン、浴室、トイレ、洗面台といった 「水まわり設備」の交換目安は、一般的に以下のようなものだと言われています。
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共通するのは建ててから15年ほど経てば、どの設備も一度は交換を考えるべき時期が来るということ。

リフォームは各設備をバラバラに行うと、無駄な工事が増えてしまい、工期も長くなってしまいます。

一度にまとめて行う方が割安にすむ場合が多いので、こうした周期を考慮してリフォームの対象・範囲を定めるのがオススメです。

その後、特にこだわりたい部分については予算を多めに見積もっておくなど、細かい資金計画を立てていきましょう。

ローンや補助金を活用して、おトクなリフォームを

資金計画を考える上で、「ローンを組むかどうか?」は悩みのポイント。

「リフォームのために、わざわざローンを組むのはもったいない…」「できれば手持ちの資金内で済ませたい」と考える方も多いかもしれません。

しかしローンを組むことで、トータルでの費用を抑えられるケースもあります。

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例えば「手持ちの資金だけでは、水回りのリフォームと断熱工事が一度にできない」という場合。

不足分をローンでまかない一度にまとめてリフォームを行えば、別々の時期に行うより結果的に割安になり、費用総額を抑えることも可能です。

20〜30年前と比べ、現在(2017 年現在)はローン金利が格段に低くなっているので、金利の差を生かしてローン活用を視野に入れるのも一つの手だと言えます。

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ローンの組み方や助成金の活用など、お金に関する情報を知っているのと知らないのとでは、実現できるリフォームに大きな差が生まれます。

大切なのは、手持ち資金だけにこだわらず、多くの選択肢を吟味してベストな資金計画を立てること。

そしてそのためには、資金計画について本当に有益なアドバイスをくれる会社を見極めることが重要です。

価値ある情報を手に入れるのがなかなか難しいお金の話だからこそ、信頼できるリフォーム会社と共に「納得価格」のリフォームを実現しましょう。