断熱ブログ

屋根の葺き替え時期とリフォームの目安

2021年1月8日|カテゴリー「コラム
屋根の劣化が気になるからリフォームしたいと思っていませんか?

屋根のリフォームにはいくつかあって、塗装や重ね葺き、そして今回紹介する葺き替えがあります。

屋根の葺き替えのメリット、いつ行うべきかの時期などを中心に紹介しますので、参考にしてみてください。

屋根の葺き替えをするメリット・デメリット

屋根の葺き替えはメリット・デメリット両面をおさえて、今やるべきかどうか検討する必要があります。


・屋根の葺き替えをするメリット

屋根の葺き替えをすることで住宅の寿命を延ばせるのが大きなメリットです。

屋根は常に外気にさらされています。雨風などを常に浴びることによって、どうしても経年劣化は避けられません。

劣化すると外気から建物を守りきれなくなり、構造そのものの劣化も進みます。

屋根の葺き替えを定期的に行えば、建物を雨風などから守れ、住宅の寿命そのものを伸ばせるわけです。

また屋根の葺き替えをすると耐震性が高まるメリットも期待できます。

例えば、少し古い家屋の場合、瓦葺きの屋根が多いでしょう。

瓦は強風などに耐える強度に優れる一方で、重量があります。

重量のある屋根の場合、地震が起こると揺れの大きくなる傾向がみられます。

頭が重い(大きい)わりに支える足が細い、といった姿を思い浮かべるとグラグラしやすいイメージは想像つきやすいと思います。

近年ではスレートや金属屋根も登場していて、屋根の強度は保ちながら軽量化が進んでいます。このような屋根に変更することで、耐震性を高められます。

また屋根の葺き替えをすることで、雨漏りなどの問題を解決できることもメリットと言えます。


・屋根の葺き替えをするデメリット

屋根の塗装や重ね葺きがあると冒頭で紹介しましたが、これらと比較すると屋根の葺き替えは費用が多くかかることがデメリットになります。

屋根材の費用だけでなく、旧来の屋根材の撤去費用もかかるからです。

また工事が大掛かりになりますので、近所迷惑のかかる可能性も考えられます。

前もってあいさつ回りをしておくことが大切です。

屋根の葺き替えの場合、従来の屋根材を撤去します。

タイミングによっては、この工程の時にあいにく雨が降ることもあり得ます。

そうなるとむき出しの天井に雨が吹きつけることになります。

もちろん対策を講じますが、雨漏りを起こすリスクはどうしても高くなります。

屋根の葺き替えをする時期はいつが適切?

タイミングについては、どのような部材を使っているかによって変わってきます。

以下で紹介する目安を一つの参考にしてみてください。
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【 スレート屋根 】
スレート屋根は以前20年程度が寿命の目安といわれていました。

しかし2005年以降、アスベストを使用しなくなったため寿命の短くなる傾向がみられます。

7~15年程度経過したら、一度専門家に確認してもらって、交換すべきかアドバイスを受けましょう。

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【 日本瓦屋根 】
日本瓦は屋根材として耐久性や耐候性に優れる特性を持っています。

25~30年を目安にしてメンテナンスを行うのがおすすめです。

瓦にひびや欠けが生じている、苔で青く変色していればメンテナンスのタイミングと考えましょう。

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【 トタン屋根 】
トタン屋根はあまり耐久性には優れていません。

5~10年が一つの目安になるでしょう。

さびてしまって全体的に赤茶色に変色していれば、葺き替えのタイミングに来ているといえます。

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【 ガルバリウム鋼板 】
ガルバリウム鋼板のような金属屋根の場合、20~30年が寿命といわれています。

屋根の一部がめくれかけている、さびや腐食が目立つようになれば、早めに専門の会社にコンタクトを取った方がいいです。

このように部材ごとに寿命は異なります。

しかしこれはあくまでも目安で、気候やメンテナンスの有無によっても寿命は影響を受けます。

雨漏りをしてからでは遅いですから、早めに葺き替えやメンテナンスを始めるのがおすすめです。

屋根のリフォームを検討すべき目安

屋根のリフォームをすべきタイミングは、劣化が目立ってきた場合です。

以下で紹介する症状が生じているのであれば、葺き替えの時期に来ていると判断し、専門家に相談するといいでしょう。

【 天井の雨染み 】

天井に変色がみられるようであれば、雨漏りの発生している可能性が高いです。

屋根に重大な劣化がみられる証左ですから葺き替えを検討しましょう。


【 天井のカビ 】

天井が黒っぽく変色しているようであれば、カビの発生している恐れがあります。

カビが発生しているのは天井の湿度が高いということになるので、これもまた雨漏りの起きている可能性を疑ったほうがいいでしょう。


【 屋根の部材にひび割れが生じている 】

スレートや日本瓦の場合、劣化が進むとひび割れの発生することが多いです。

1か所程度であればまだいいですが、多数ひび割れが発生していれば、屋根全体の劣化が進んでいる可能性が高いと判断できます。


【 チョーキング現象が起きている 】

屋根を触ったときにチョークのような白い粉が付いてくる現象をチョーキングといいます。

これは塗膜の劣化が原因で起こります。

塗膜には屋根を雨風から保護する役割があります。

チョーキングの起きている屋根は、この塗膜の働きが不十分で屋根の劣化が進みやすいので葺き替えを検討すべきです。


【 築年数が15年以上経過している 】

築年数15年以上経過していて、特別それまでメンテナンスを何も行っていなければ、屋根の劣化の進んでいる可能性があります。

葺き替えを含めたリフォームを検討しましょう。

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屋根材の老朽化が進むと、雨漏りなどの症状が現れやすくなります。

そのまま放置していると建物全体の劣化が進み、より大掛かりなリフォーム工事が必要になってしまうケースもあります。

築10~15年程度経過したところで、一度専門の会社に屋根の状態を確認してもらうことがおすすめです。

断熱性を取り入れたい方は知っておきたい断熱材の種類

2021年1月7日|カテゴリー「コラム
省エネリフォームなどで広く使用されているのが断熱材です。

現代の高断熱高気密住宅にとって断熱材は欠かせないものとなっていますが、そもそも断熱の仕組み、断熱材の機能や種類、工法などはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。

断熱の仕組みと断熱材の機能

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断熱とは熱の伝わりを抑えることです。

そもそも熱は行き来する(伝わる)ものです。

熱の伝わり方には物質の中を伝わる伝導、気体や液体が移動することで伝わる対流、そして電磁波の形で物体から物体へ伝わる輻射があります。

この3つの熱の伝わり方のうち伝導によって熱の行き来(伝わり)を断つ機能を持った材料が「断熱材」です。

断熱材には大きく分けて繊維系と発泡材料系があります。

住宅に多く使用されている金属やコンクリートは伝導によって熱を伝えやすい物質です。

ここに熱を伝えにくい断熱材を入れることで伝導による熱の伝わりを抑えることができます。

繊維系の断熱材の種類

日本の住宅の中でも多く使用されているのが繊維系の断熱材です。

繊維系の断熱材は軽いので施工の際に取り扱いしやすく、加えて安価であることがメリットです。

繊維系の断熱材には無機系のグラスウールとロックウール、木質繊維系のセルロースファイバーとインシュレーションボードがあります。

また天然素材系には羊毛断熱材があります。

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ガラスを繊維状にしたものであり、安価で燃えにくい、シロアリがつきにくいなどの特徴があります。

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鉱物を溶かして繊維状にしたものです。性能はグラスウールと似ていますがロックウールは撥水性が強いのが特徴です。

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天然の木質繊維であり、さまざまな太さの繊維が絡み合って空気の層をつくっています。吸放湿性が高く適度な湿度を保つことができます。
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炭化発泡コルクを利用したものです。腐りにくく、遮音や防振性能が高いのが特徴です。
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セーターのウールと似ています。調湿効果があり、カビやダニの発生を防ぐ効果が高いことが特徴です。

発砲プラスチック系の断熱材の種類

発泡プラスチック系の断熱材は繊維系の断熱材に比べると高価なものが多いですが、施工がしやすく、湿気に強いという特徴があります。

発泡プラスチック系の断熱材には、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォームなどがあります。

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長期に渡って優れた断熱性を維持することができる断熱材で隙間のほとんどない断熱層をつくることができます。

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フェノールフォームは非常に安定した分子構造を持つフェノール樹脂であり、優れた耐熱性を持っています。
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EPSと呼ばれており、身近なところでも広く利用されている発泡スチロールです。
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発泡系プラスチック系の断熱材の中ではコストパフォーマンスが高いことから広く普及している断熱材です。

断熱性だけではなく耐圧性や耐候性に優れています。

断熱材の工法にはどのようなものがある?

断熱工法には大きくわけて3種類の工法があります。

【 外張り工法 】
躯体の外側に施工することから内部意匠の自由度が高く、屋根や天井、外壁や1階の床などに使用されることが多く、施工後も確認しやすい工法です。

デメリットとしては充填断熱工法に比べるとコストがかかる、経年劣化の不安がある、強い地震が来た際に変形する可能性がある、敷地に余裕がないと施工上の制約が生じるなどがあります。

【 充填断熱工法 】
トータルコストが安く、構造の躯体に充填することから敷地面積に影響しない、断熱性能が経年劣化しにくいという特徴を持っています。

屋根や外壁、基礎などに使用され、主な断熱材は発泡プラスチック系です。

デメリットとしては防湿気密層の施工に注意が必要、躯体の取り合い部の施工には特に注意が必要になるなどがあります。

中には、専用の機械を使ってセルロースファイバーなどの断熱材を吹き込んでいく工法で、充填断熱工法に含まれる吹き込み工法という工法もあります。

施工を素早く行うことができ、断熱材の施工の厚さを自由に設定できるため高断熱化に優れ、省エネにも繋がります。

【 内張り断熱 】
外壁と内壁の間にある空間や柱と柱の間に断熱材を入れる工法です。

もともと存在する空間を利用して断熱するため、居住スペースが削られてしまうことはほぼないといえます。

日本では古くから用いられてきた工法です。

断熱材の選び方

季節を問わず快適な室温で過ごすことができる、家全体の温度差を抑えてヒートショックを予防することができる、結露の発生を抑えてカビやダニの発生を抑えることができるなど住まいを快適にする断熱材も選び方を間違えてしまうと快適性を大きく左右することになります。
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断熱材を選ぶ際には予算も関係しているのでコスト面も考慮しますが、コスト面を重視すると無機質繊維系になりますし、環境への配慮を考慮すると天然素材系となります。

また断熱工法と断熱材の組み合わせによっても得られる断熱効果は変わってきます。

どの断熱材を使用し、どの工法にするのかはリフォーム会社などに相談することで適切な断熱材と工法を選ぶことができます。


断熱材や断熱工法の種類について紹介しました。

適切な断熱を行うことで快適に過ごせるだけではなく、住宅の寿命を延ばしたり、光熱費を節約したりすることができるので、断熱リフォームを検討している場合はリフォーム会社など断熱リフォームのプロに相談して断熱リフォームを成功させましょう。

冬場のお風呂場が寒いのは解決出来るんです

2021年1月7日|カテゴリー「性能

冬場の浴室が寒いんだけど、暖かくする方法はある?

はい、あります!『断熱リフォーム』で解決出来ます!

こんにちは
受付スタッフの高木です

本日は見出しにもあるようにお客様から実際にあった
お問い合わせの内容をもとに『断熱リフォーム』のお話をしたいと思います


お客様のお悩み内容は『冬場のお風呂場が寒い』と言った内容でした

冬場のお風呂は寒くて、冷え切った浴室に入るのが辛い
少しでも浴室を暖かくして、快適にお風呂に入りたい

確かに、冬場のお風呂場って凄く寒いですよね~
お風呂に入らなきゃいけないのに寒くて湯船に浸かるのが億劫だったり、
シャワーで済ましてしまうこともありますよね

『断熱リフォーム』をすることで、冬場のお風呂場が寒いのを解決することが出来るんです。
断熱リフォームの紹介をする前に冬場の寒い時期の入浴で気を付けたいのが『ヒートショック』ですよね

ヒートショック 浴室 寒い
『ヒートショックとは、寒暖差の激しい所に移動することで血圧が急激に上下し、体調を崩し、体温が奪われてしまい、最悪の場合は命を落とすことにもなる恐ろしい現象です
『ヒートショック』を防ぐ為には…
・気温が低すぎない夕食前や昼間の時間帯の入浴をするようにする
・お湯の温度を41度以下に設定すること
浴室 リフォーム
そして、『断熱リフォーム』をすることです!
お風呂場の断熱リフォームは主に2つあります

1つ目 『天井,床下の断熱リフォーム』
2つ目 『窓の断熱リフォーム』


~天井,床下の断熱リフォーム~

浴槽は断熱されたものが主流ですが、お風呂場の中の温度を暖かく保つ為には、
天井と床下に断熱材を隙間無く敷き詰めて熱を逃がさないようにしなければいけません

断熱リフォームではオリジナルの断熱パネルを使用しています


断面に断熱材を流し入れ、合板で挟んでいます。
隙間無く敷き詰めているので熱が逃げにくくなります


~窓の断熱リフォーム~

お風呂場の中の温度を暖かく保つ為に効果的なもう1つのリフォームが窓の断熱リフォームです
窓ガラスを『内窓』・『2重窓』にリフォームすることによって断熱効果がぐんと高くなります


断熱のリフォームでは内窓の設置は標準仕様として施工させて頂きます
実際に豊橋北店の体感ルームにもいくつかの内窓を展示しています

まだまだこれから寒い冬の時期に向けて、お風呂場をリフォームして
健康に快適に過ごしてみてはいかかでしょうか?

お問い合わせ・ご来店お待ちしております

リフォームでウォークインクローゼットを作る際の注意点

2021年1月6日|カテゴリー「コラム
「部屋の収納スペースが狭くて物が散らかるので、クローゼットを広げたい」と考えている方は多いのではないでしょうか?

収納スペースはリフォームで新しく作ることができます。

洋服だけでなく、スーツケースやストーブなどの家電器具も収納できるウォークインクローゼットもリフォームで設けることができます。

実際に導入する際のメリットや広さの目安、作る際の注意点を事前におさえておきましょう。

ウォークインクローゼットを作るメリット

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ウォークインクローゼットのメリットとして大きいのは、普通の収納スペースではなかなか収まらなかった大きな荷物が入るところです。

例えば季節によって使わない家電や、キャリーケースが収納スペースに入らずに出しっぱなしにしていることがあるでしょう。

リフォームでウォークインクローゼットを取り入れると、このような大きな荷物を収納でき部屋の中がすっきりします。

また衣類を中に入れた場合、クローゼットの中で着替えができるのもメリットといえます。

例えば女性の場合、いくら家族とは言え着替えているところを見られたくないという方もいるでしょう。

ウォークインクローゼットがあれば、ほかの人の目に触れることなく着替えられます。

ウォークインクローゼットの広さの目安は?

必要なスペースは、何人家族か、どのような荷物を入れたいのかなどによって変わります。

リフォーム業者と打ち合わせする際に、どのようにスペースを使いたいのかを担当者に明確に伝えることです。

そうすれば、その情報をベースにして提案してくれるはずです。

一般的な目安といわれているのが、夫婦2人だけであれば2~3畳のスペースがあれば十分です。

4人家族になるともう少しスペースが必要になるでしょう。

それでも3~4畳程度の空間を確保できれば、それなりのウォークインクローゼットを作れるはずです。

ただしこれはあくまでも目安です。

荷物をどのくらい入れるのか、どの程度の大きさのアイテムを収納するかなどで変化しますから入念に検討しましょう。

ウォークインクローゼットをリフォームで作る際の注意点

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ウォークインクローゼットを導入することで、使い勝手が良くならないとリフォームの意味がありません。

部屋の中のどこに持ってくるかは慎重に考えておきましょう。

おすすめは廊下やリビングから出入りが直接できるようなレイアウトです。

一般的にウォークインクローゼットは衣服の収納スペースとして使われます。

着替えや洗濯物の収納などで、1日に何度も行き来する可能性がありので、廊下やリビングから出入りできると、効率的な動線を確保できます。

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断熱材を選ぶ際には予算も関係しているのでコスト面も考慮しますが、コスト面を重視すると無機質繊維系になりますし、環境への配慮を考慮すると天然素材系となります。

また断熱工法と断熱材の組み合わせによっても得られる断熱効果は変わってきます。

どの断熱材を使用し、どの工法にするのかはリフォーム会社などに相談することで適切な断熱材と工法を選ぶことができます。

断熱材や断熱工法の種類について紹介しました。

適切な断熱を行うことで快適に過ごせるだけではなく、住宅の寿命を延ばしたり、光熱費を節約したりすることができるので、断熱リフォームを検討している場合はリフォーム会社など断熱リフォームのプロに相談して断熱リフォームを成功させましょう。

また、リフォームで今までなかったウォークインクローゼットを導入すれば、ほかの生活スペースがどうしても狭くなってしまいます。

その辺のバランスをどうとるかも重要です。

ただしほかのスペースをできるだけ減らさないようにするために、ウォークインクローゼットが狭くなってしまっては意味がないです。

ウォークインクローゼットの中を移動するのであれば、少なくても60cm程度の通路は欲しいところですし、成人の肩幅は50cm程度あるため、60cmを切るとハンガーなどが体にあたってストレスに感じるでしょう。

ウォークインクローゼットを作るリフォームは何をする?

ウォークインクローゼットを作る場合、ただ単にクローゼットをセッティングするだけではもちろんすみません。

それに伴う作業がいろいろと伴います。

衣類を収納する場合、ハンガータイプを設置する作業が必要です。

また、湿気の高いところにウォークインクローゼットを持ってくる場合、湿気対策をしないとカビが生える原因となってしまいます。

内装材などでの湿気対策リフォームを一緒にすることがおすすめです。

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設置する場所によっては、プラスアルファの作業も必要になるかもしれません。

例えば間仕切りや壁が邪魔であれば、こちらを撤去する作業が工程に加わります。

また押入れをウォークインクローゼットにリフォームする場合、もともとあった押入れをいったん解体することもあるでしょう。

このようにどのような住宅・部屋にウォークインクローゼットを持ってくるかによって、かかる手間も費用も異なります。

簡単な作業で済むようであれば10万円台で済むかもしれませんが、大掛かりな工事が必要になると、50万円以上かかる可能性も考えられます。

これは本当にケースバイケースですから、業者に依頼する前に見積もりを取ることがおすすめです。

どんな工事が必要になるか、作業が完了するまでどのくらいの後期になるか、事前に業者の説明をしっかり確認しておきましょう。

ウォークインクローゼットは、収納スペースが大幅に向上します。

今まで押し入れに入れられなかった荷物が入れられるようになり、部屋の中がすっきりするでしょう。

ただしリフォームしてウォークインクローゼット新設する場合、周辺の工事も加わる可能性もあり、状況によって費用も変わってきます。

ですから業者に現地を見てもらって、見積もりを取ることが大事です。

お風呂の床とタイルが冷たい……リフォームでできる対策とは?

2021年1月5日|カテゴリー「コラム
一日の疲れをゆっくり癒やできるお風呂も、冬場になると床やタイルが冷たくてお風呂に入るのが嫌になる、そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。

寒さが厳しくなると冷たい床やタイルと温かい湯船を行き来することで、急激な温度変化による血圧の急変動が起こり、ヒートショックによって起こる様々な身体のトラブルのリスクも高まります。

そこで冬場のお風呂も安全に、そして快適に過ごすことができるように手軽にできる対策方法とリフォームでできる対策をおさえておきましょう。

床やタイルが寒いのを防ぐ必要性

「冬場になるとお風呂はなぜこんなに寒いの?」
と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

もともとお風呂場など水を使用する場所は通気性に優れています。

風通しをよくしておくことでカビの発生を防ぐことができるのですが、通気性がよいということはその分冬場に冷気が入り込みやすいわけで、どうしても冷たい空間になってしまいます。

また、リビングやダイニングなどは日当たりのよい南側にあることが多いのですが、お風呂場は北側に設置してあること多く、そうしたことも寒さの原因になっています。

お風呂が寒いことでヒートショックによって起こる様々な身体のトラブルのリスクが高まり、危険な状態に陥ってしまうことがありますが、お風呂場が寒いのが影響するのは健康面だけではありません。

お風呂場が寒いことでせっかく沸かした湯船のお湯もすぐに冷めてしまいます。

お湯が冷めてしまうスピードが早くなることで追い焚きなどを行う回数も増え、光熱費が必要以上にかかってしまうことになります。

お風呂の床やタイルが冷たい場合のすぐできる対策

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冬のお風呂場の床やタイルの冷たさを防ぐことで寒さを改善することができます。

すぐに取り入れることができるのがお風呂のマットです。床やタイルの上にマットを敷くだけで直接足が冷たい床やタイルにつくことがないので冷たさを緩和することができます。

すべり止めにもなるので、小さなお子さんや高齢者がいる家庭ではすでに取り入れているというところも多いのではないでしょうか。

また、脱衣所などで服を脱ぐ前に床やタイルに熱めのシャワーをかけておくのもおすすめです。

シャワーで浴室全体を温めることで寒さを軽減することができます。

寒さ対策を徹底して行いたいという場合は、少し費用はかかってしまいますが浴室暖房機を設置するのもよいでしょう。

大規模なリフォームを必要としないコンパクトなタイプや安価なタイプも販売されています。

ネット通販や家電量販店などでも取り扱っているので手軽に購入することができるものも多いです。

リフォームでできる冷たい床対策

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長年、お風呂場の寒さが気になっており、リフォームを検討しているという人もいるのではないでしょうか。

お風呂場のリフォームを行うことで根本的に寒さを改善することができるようになります。

寒さ対策のためのお風呂場のリフォームとしては、外の冷気を防ぐことができる二重窓の設置や断熱効果を高めることができる断熱材の導入などがあります。

お風呂場が寒くなる原因を探して、適したリフォームを行うことで脱衣所と浴室の温度差をなくすことができるなど、寒い冬場でも快適にお風呂に入ることができるようになります。

床やタイルを重点的にリフォームする場合は、冷たさを軽減することができる床シートや床材などを使ったリフォームがおすすめです。

コルクや樹脂床材、サーモタイルなど滑りにくく、水はけがよい、衝撃吸収性に優れているなど、床やタイルの冷たさを軽減するだけではなく、浴室に適したものが多くあります。

お風呂の床材をリフォームする場合の費用相場

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高齢化に伴って、自宅も住む人の年齢やライフスタイル、人数に合わせてリフォームすることで快適に暮らすことができます。

中でも寒さを改善する浴室のリフォームを検討しているという人は多いのですが、浴室のリフォームには高額なリフォーム費用がかかるのでは? と思う人もいるでしょう。

ですが寒さ対策のためのリフォームであれば比較的手頃な費用でリフォームすることができます。

浴槽の交換など大掛かりなリフォームではなく、今ある浴室の機能を向上させるリフォームは手頃な費用で行うことができるものも多くあり、例えば浴室暖房乾燥機を取り付けたいという場合は機器代金と工事費用で15万円ほどになります。

内訳としては機器代金が10万円ほど、工事費用が5万円ほどです。

床に断熱材を施工する場合は床1㎡あたり7,000円ほどから行うことができますし、一般的な浴室の広さは1坪から1.5坪となっているので㎡になおすと約3.3㎡から4.95㎡となるので、2万円から4万円程度で床に断熱材を施工することができます。

床だけではなく壁にも断熱材を施工したとしても10万円以内でおさまる計算です。

浴室に窓ガラスがある場合は、複層ガラスへの交換は90×90cmで2万から3万円程度、内窓の設置は小サイズで3万から5万円程度です。

寒さが厳しい冬になるとお風呂場が寒く、快適に入浴を楽しむことができないと悩まれている方は多いのではないでしょうか。

お風呂の寒さ対策は手軽に取り入れることができるものからリフォームまでさまざまですが、自宅の浴室に合った対策を考えていきましょう。