断熱ブログ

断熱に対する意識②

2019年5月24日|カテゴリー「性能
こんにちは!

前回に引き続き断熱の意識についてお話しします。
断熱の義務化が見送られたお話をしました。
買う側も求めていなくて、作る側も面倒くさいし技術もない人が半数以上いる。
義務化されたら販売コストが上がるというよくわからない理由で見送られてしまいました。

買う側としてはプロでないからわからないのでちゃんと教えて欲しいし、提案して欲しいと思います。

住宅をリフォームでも新築でも比較検討する上で分かりやすいのが、車にもあるようなラベルだと思います。
ハイブリッド車とガソリン車は燃費が違いますよね。
その分ハイブリッドは価格は高いですが、その分補助金が出たり税金の優遇があったり給油が少なく済むなどのメリットがあります。

新築の住宅にも同じようなラベルがあるんですが、あまり知られていません。
平成27年7月に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が公布されました。
本法律では、新たに建築物の省エネ性能の表示制度が措置され、平成28年4月より施行されています。
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リノベーションは行う工法、使う材料によって価格が大きく分かれます。
同じ工法で同じ材料で工事を行う会社はまず居ないと思います。

それぞれの強みを生かして家を作っているというのもありますが、
建築資材は人が住む住宅、マンションアパート・学校・店舗・倉庫や気密性や特殊な材料を使う病院まで
様々な用途に合わせた材料があります。

住宅に倉庫で使う材料を使えば価格は安くなります。
住宅用の商品よりマンションや店舗用の商品の方が高くなります。

見積された内容をすべて理解するのにはものすごく勉強しないといけません。
そこが簡単にラベルの表示で比較できると分かりやすいですよね。

断熱リフォームは車でいうハイブリッド車になります。
試乗ではありませんがまずは体感ルームで断熱リフォームの良さを体感ください。
お気軽にご来店いただければと思います

断熱に対する意識①

2019年5月23日|カテゴリー「性能
おはようございます

今日は断熱リフォームをお考えの方はウェブサイトでよく目にする資料かもしれませんが、
国土交通省の資料を抜粋して断熱についてお話ししたいと思います。
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日本は2020年義務化予定の制度が見送りになったので、
まだ先進国レベルには届かないのが日本の住宅です。
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省エネ基準は20年以上前の制度を
達成しましょうってことになっていますね
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省エネ基準に達成する住宅がやっと増えてきたといっても
半分以上の販売された住宅は非断熱住宅という事ですね
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実際に家を作っている大工さん達は1人2人の
工務店さんが多く、省エネ住宅を作った経験の無い人が
半数以上という驚きの結果になっていました。
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職人さんの高齢化に伴い、新しい技術や工法で家を作るという事にチャレンジする人が少ないみたいですね
今までの何十年の経験が使えなくなる現場は嫌だと思います。

リフォームは新しい商品や工法が比較的出てきていて、それを工事する職人さんも意外といます。
それに今まで建ててきた住宅のリノベーションとなるとベテランの職人さんの知識がリフォームほど活きてきます

断熱リフォームは新しい工法ではありますが、断熱リノベーションなので職人さんの知識や経験が活きてきます。
「こういう家は昔よく作った」と言っている大工さんたちによく会います。

劣化しやすい個所なども分かっているので、点検や最終確認でも細かく見てくれます

断熱の義務化がない日本の住宅です。
暖かく涼しい家にリフォームしてみませんか?

窓の専門店として

2019年5月9日|カテゴリー「性能
こんにちわ

私たちの会社はガラス屋から始まりました。

最近はホームセンターなども『サッシの掃除用』と書かれた商品も多くありますので、一般的な呼び名になりつつありますが私たちは窓の事を『サッシ』と呼びます。

アルミサッシと樹脂サッシの違いを少しお話しします。
アルミサッシ・樹脂サッシ比較
サッシの種類はアルミサッシ、樹脂サッシと中間のアルミ樹脂複合サッシがあります。
まだ木製サッシもありますが、日本向きでは無いと思います

断熱性能を高くするのに壁の断熱材などで高くする場合は壁を倍以上の厚さにしないといけません。
そのくらい今の断熱材の性能は高いんです

それに比べ建売住宅や価格重視の住宅だとまだアルミサッシを使っています。
リフォームの時も業者さんによっては「この部屋だけいいサッシにしても・・・」と言われてアルミサッシにしてしまい
お客様から「サッシが選べるなんて知らなかった」と言われることもあります

新築だと20万円ほど、リノベーションだと数万円~20万円ぐらいの価格差になると思います。
私はこの価格差ならいいものを選びます。

例えばリビングダイニングに4カ所の窓があるお客様が居ました。
全体の断熱工事ではなく窓に内窓を取付ける工事をさせて頂きました。
お客様に教えて頂いたんですが、冷暖房の効きが良くなったので電気代が年間で3万円安くなったと教えて頂きました

例えばテレビ番組などで海外の方は家の中で半袖で生活しているのを見ませんか?
単純に平熱が1度高いという事もあるかもしれませんが、冬場日本より明らかに寒い地域のロシアは平均室内温度が24度なのに日本は10度というのが平均です。

リノベーションすることで住んでいる人が家の中を移動するという事もあります。
コタツに入って上着を着て過ごすのはほっこりしていいですが、体にはあまり良くないです

断熱は熱を断つので夏も冬も有効です

「ちょっと見に来たけど」などでも大丈夫ですので、お気軽にご来店ください

リフォームも新築以上の性能が得られます!

2019年5月8日|カテゴリー「性能
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こんにちわ

今月から私たちの会社もクールビズスタイルになりました

衣替えでは無いので中袖ですが、日中は上着を脱げばちょうどいい気候になってきました

さて、今日は30年前の家と現在の新築でどのくらい断熱性能が違うのかお話しします。

断熱性イメージ図
築30年以上の家と現在の新築を比べると断熱性能は3倍~4倍になると言われます。
断熱性能が何倍と言われても実感がないですよね

色々な仕様や価格帯があるので一概には言えないですが、壁の厚さは4倍以上になっています

熱の出入りが一番多い窓では1枚ガラスから3枚ガラスになり、ガラスとガラスの間は真空層というものあります
枠はアルミから樹脂になることで、熱の伝わり方は1/1000になります。

金属のコップやフライパンは熱くなりやすいですよね
そのまま素手で持つのは出来ないですが樹脂の取手があることで持つ事が出来ますよ

新築のお話ですが、リフォームでも商品をちゃんと選ぶ事で高い断熱性能が得られます

以前お話ししたように、隙間を無くして気密を良くするのも重要ですが窓の断熱化も必ず行う工事になります。

モデル体感ルームを断熱リノベーションで作った時の窓にはすべて内窓を取付けています。
これから暑くなるので断熱の体感としては熱くなく快適に過ごせると感じて頂けると思います

ぜひ一度体感してみてください

「ちょっと見に来たけど」などでも大丈夫ですので、お気軽にご来店ください

断熱リフォームの魅力について④

2019年4月24日|カテゴリー「性能

夏の夜。部屋に熱気がこもって寝苦しい。

断熱リフォームをすることで断熱された空間は快適になります!

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真夏の日中の暑さは屋根や壁、床を熱くしてしまいます
その熱による蒸し暑さが部屋にこもって夜中まで続き、エアコンを切ると寝苦しいなんて経験ありませんか?

断熱性能を高めると、室外の暑さが室内に伝わりにくく、さらに室内の冷気も外に逃げにくくなります

涼しさが持続することで、夏の夜でも過ごしやすく快適な空間をつくります

私の家は築50年を超えているので、まさに夏は寝苦しい状態です
年数が経っていると建て替えが選択肢になってきますが、断熱リノベーションも選択肢の内に入れてみてください

実際に体感したい方は是非ショールームへご来場下さい
モデルルームとしておしゃれで高級感がありますが、断熱の良さを体感いただけると思います