豊橋市のブルック瓦屋根シャープCK工法で太陽光発電

こんにちは 中神です。

11月下旬にさしかかりぐっと冷え込む季節となりましたが豊橋市でシャープの太陽光発電と全負荷型蓄電池の工事が始まりました。
お客様の導入目的は台風など災害による停電の際、LDKの電気が使用でき且つエアコンを稼働できることであったため8.4kWhの200V出力が可能な全負荷型蓄電池と5.5kWの太陽光発電をセットでご提案し工事を進めることになりました。通常時は太陽光発電で発電した電気を家庭内で使用し余った電気は蓄電池にためさらに余れば電力会社に売電し発電した電気はすべて有効活用できます。
発電がしない夕方からの時間帯は蓄電池からの電気を使用し電気をなるべく買わない生活をすることで経済的にもお得になります。
結果的に停電対策をすることで電気代削減もできます。

今回、太陽光発電を屋根上にのせるにあたり瓦が積水さんのブルックⅣで少し特殊な瓦でありました。通常屋根瓦は1枚1枚外すことができるので同じ型の支持瓦を使用して取付をします。屋根瓦が外せない場合は、取付金具が限定されシャープのCK工法もしくは屋根技研さんの専用工法で考える必要があります。
当社はシャープの特約店であるのでシャープのCK工法固定金具設置で対応します。
CK工法はスレート屋根を金属屋根でカバーした2重屋根にも対応できます。
屋根下地が合板であれば問題ないですが他の屋根下地によっては設置できないケースもありますので確認が必要です。
今回の太陽光発電の固定金具取付工事のご紹介をします。


積水ブルック瓦Ⅳ 寄棟屋根
積水屋根瓦のブルックⅣ

意匠性がよくエレガントでヨーロッパの屋根を感じさせる屋根です。
積水ブルック瓦Ⅳ 瓦写真
積水屋根の種類はいくつかあり今回は丸みを帯びたS瓦のような瓦屋根です。デザインの関係で中には楕円形のものもあります。
どちらもCK工法対応です。

積水ブルック瓦 屋根裏下地
2F屋根裏

軽量鉄骨組の屋根下地は針葉樹系の合板です。
中にはOSBボードがありますがOSBボードでもCK工法で対応できるケースもあります。
積水ブルック瓦Ⅳシャープ太陽光CK工法瓦下穴施工中
CK工法固定金具取付位置にビス打ちするため瓦の山部分に下穴をあけます。
積水ブルック瓦Ⅳ太陽光発電CK工法瓦下穴コーキング施工中
下穴をコーキングして防水処理をします。
積水ブルック瓦Ⅳ太陽光発電CK工法固定金具取付ブチルシート
固定金具取付位置にブチルシートを貼ります
積水ブルック瓦Ⅳ太陽光発電CK工法固定金具取付
固定金具を取付します。
積水ブルック瓦Ⅳ太陽光発電CK工法固定金具ビス打ち後
固定金具にビスを3本で固定します。
積水ブルック瓦Ⅳ太陽光発電シャープCK工法固定金具取付エポキシ剤充填
ビスで固定した後に固定金具の下部穴からエポキシ剤を充填させていきます。
固定金具の上部までエポキシ剤が出てくれば
完了です。
シャープ太陽光発電CK工法 固定金具取付南面1面
南面

CK工法の固定金具を取付した状態でエポキシ剤が固まるまで1日待ちます。気温が低い場合は固まるスピードが遅いため待ち時間も長くなります。
シャープ太陽光発電CK工法固定金具東面1面
東面

次の工程は、取付架台を設置し太陽光パネルを取付します。