住宅リフォーム検討中の方へ!リフォームとリノベーションの違いを分かりやすく解説

老朽化したキッチン、使い勝手の悪い間取り、家が暑い・寒いなど、住まいの不満を抱えていませんか。
快適な住まいを手に入れるためには、リフォームなのか、リノベーションなのか。
どちらが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
実はリフォームとリノベーションには明確な違いがあり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
適切な選択をするために、両者の違いを比較してみましょう。
後悔のない選択をするために、この記事が役立つことを願っています。

リフォームとリノベーションの違い

工事規模の比較

リフォームは、主に既存設備の交換や内装の修繕など、比較的規模の小さな工事を指します。
例えば、キッチンや浴室の交換(システムキッチンから最新の対面式キッチンへの交換、ユニットバスから最新の機能性バスルームへの交換など)、壁紙の張り替え(汚れが目立つ壁紙から抗菌および防カビ加工の壁紙への変更、アクセントクロスを取り入れてデザイン性を向上など)、床の張り替え(傷んだフローリングから無垢材の床への変更、クッションフロアから高級感のあるタイルへの変更など)、窓や玄関の取り替えなどが挙げられます。

一方、リノベーションは、間取り変更(壁を撤去してリビングを広くする、子供部屋を増設するなど)、配管工事(給排水管の老朽化に伴う交換、キッチンや浴室の位置変更に伴う配管工事など)、断熱改修(内窓の設置や窓や玄関の取り替えなど)、耐震補強など、大規模な改修を含む工事です。
場合によっては、建物の躯体構造を残して内装を全て解体する「フルスケルトン」と呼ばれる方法も用いられます。
これは、建物の骨組みだけを残して、電気配線、水道管、ガス管などすべてを新しく入れ替える大規模な工事です。
リフォームが部分的な修繕だとすれば、リノベーションは建物全体を対象とした大規模な改修と言えるでしょう。
例えば、築30年のマンションを現代的なデザインに一新するといった場合、リノベーションが適しています。

建物の性能の比較

リフォームは、建物の性能を現状維持するのが一般的です。
古い設備を新しいものと交換することで機能は向上しますが、建物の基本的な性能、例えば断熱性や耐震性は大きく変わることはありません。
例えば、古い窓を最新の複層ガラスに交換することで断熱性は向上しますが、壁全体の断熱性能はそのままです。

一方、リノベーションでは、建物の性能を新築時よりも向上させることを目指します。
耐震補強(耐震診断を行い、必要に応じて補強工事を実施する)、断熱性能の向上(内窓を設置する、窓や玄関を取り替えるなど)、省エネルギー化(高効率な給湯器への交換、太陽光発電や蓄電池の設置など)などの改修を行うことで、より快適で安全な住まいを実現できます。
特に築年数の古い住宅では、リノベーションによって大幅な性能向上、例えば、断熱性能が2倍以上に向上したり、耐震性が大幅に向上したりといった効果が期待できます。
これは、光熱費の削減や災害への備えにも繋がります。

費用の比較

リフォームは、リノベーションに比べて費用が比較的安価です。
工事規模が小さいため、材料費や人件費を抑えることができます。
例えば、窓の断熱リフォームであれば50万~100万円程度で済むことが多いです。
国からの補助金を使用すればさらにお得にリフォームすることが可能です。

ただし、リフォームを繰り返すことで、結果的にリノベーションと同等の費用がかかる場合もあります。
例えば、数年おきに壁紙や床の張り替えを繰り返すと、最終的にはフルリフォームと同じくらいの費用がかかってしまう可能性があります。

リノベーションは、工事規模が大きいため、費用が高額になりやすいです。
フルスケルトンリノベーションなど、大規模な工事になればなるほど費用は増加します。
数千万単位の費用がかかることも珍しくありません。
費用を抑えるためには、事前に綿密な計画と予算設定が不可欠です。
優先順位の高い改修箇所を絞り込むことで、コストを抑えることも可能です。

家の注意点

リフォームのメリットとデメリット

リフォームのメリット

リフォームのメリットは、費用と工期が比較的短いことです。
大掛かりな工事ではないため、短期間で工事が完了し、生活への影響を最小限に抑えることができます。
例えば、キッチンの交換であれば、数日から2週間程度で、窓や玄関のリフォームであれば1日~3日程度で完了することが多いです。
また、完成後のイメージが比較的容易に想像できるのもメリットです。
既存の構造を大きく変えないため、家具の配置や生活動線も大きく変わることはなく、スムーズに生活を再開できます。
例えば、既存のキッチンと同じサイズで新しいキッチンを設置する場合は、配置や動線も大きく変わりません。

リフォームのデメリット

リフォームのデメリットは、設計の自由度が低いことです。
既存の構造や配管位置に制約されるため、大幅な間取り変更やデザイン変更は難しい場合があります。
例えば、壁を壊して間取りを変更したい場合、配管の位置が変更できないため、希望通りのレイアウトにできない可能性があります。
また、部分的な改修となるため、家全体の統一感が損なわれる可能性もあります。
新しい設備と古い設備が混在することで、デザイン上の不整合が生じる場合がある点に注意が必要です。
例えば、最新のキッチンを設置しても、周囲の壁や床が古いままだと、全体の調和がとれていないように見える可能性があります。

家模型2

リノベーションのメリットとデメリット

リノベーションのメリット

リノベーションの最大のメリットは、設計の自由度が高いことです。
間取りや配管位置などを自由に設計できるため、家族構成やライフスタイルの変化に対応した住まいを実現できます。
例えば、子供部屋を増やす、広いリビングダイニングを作る、バリアフリー化を進めるなど、様々なニーズに対応可能です。
また、デザイン性にもこだわることができ、自分らしい理想の住空間を創造できます。
例えば、こだわりの素材を使用したり、最新の設備を取り入れたりすることで、自分らしい理想の空間を作ることができます。

リノベーションのデメリット

リノベーションのデメリットは、費用と工期が長くなることです。
工事規模が大きいため、費用はリフォームよりも高額になります。
数百万から数千万円の費用がかかることも珍しくありません。
また、工事期間も長くなるため、数ヶ月から一年以上かかる場合もあり、仮住まいが必要になる場合もあります。
さらに、築年数の古い物件の場合、予想外の修繕が必要になる可能性も考慮しなければなりません。
例えば、床下や壁の中の腐食を発見したり、シロアリ被害が見つかったりする可能性があります。
そのため、事前に十分な調査と計画、そして余裕を持った予算設定を行うことが重要です。

窓や玄関の取り替えや外壁塗装など建物の外部に関することは、内装とは別にそれを得意とするリフォーム会社へ分離発注をすることも費用を抑えるポイントです。

まとめ

リフォームとリノベーションは、工事規模、建物の性能、費用といった点で明確な違いがあります。
リフォームは小規模な改修で費用と工期を抑えられますが、設計の自由度は低く、性能向上は限定的です。
一方、リノベーションは大規模な改修で費用と工期は長くなりますが、設計の自由度が高く、建物の性能を大幅に向上させることができます。
それぞれのメリットとデメリットを理解し、自身のニーズや予算、そして将来のライフプランに合わせて最適な選択をすることが大切です。
住まいの状況や家族構成、将来的な住み替えの予定などを考慮し、専門家と相談しながら慎重に検討しましょう。
後悔のない選択をするために、依頼前にしっかりと見積もりを取るようにしましょう。

当社では、窓、玄関、エクステリア、太陽光発電や断熱工事を承っております。
リフォームを検討されている方は、一度ティージー株式会社にご相談ください。

 

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