今一度、地球温暖化の問題と対策について考えましょう。
まずは地球温暖化の現状から世界の気温は1880年から2012年までの間に0.85℃上昇していて2014年から2016年は、3年連続で最高気温記録を更新しています。
そして産業革命後から石油や石炭などの化石燃料を燃やしてエネルギーをつくり経済が発展しましたがその反動として大気中の二酸化炭素CO2濃度は産業革命前に比べて
40%も増加しています。
CO2などの温室効果ガスの濃度が高まると熱の吸収が増え、気温が上昇し地球が温暖化し、温室効果ガスが増え続け有効な温暖化対策をとらなかった場合には世界の平均気温は2.6℃~4.8℃上がるとも予測さています。
温暖化の影響で日本でも
①流氷の減少(オホーツク海)
②ブナの原生林消滅の危機(秋田県白神山地)
③砂浜の減少(石川県)
④サンゴの白化現象(沖縄県)
⑤ミカンの高温障害(愛媛県)
⑥リンゴの着色不足(富山県)
日本の本来持っていた自然や文化が温暖化の影響で失われつつあるということです。
このようなことが進むのを防ぐ対策を講じなければもっと深刻な事態に陥るかもしれません。
そして温暖化になったことで私たちの生活も温暖化に備える行動をとらないといけません。
温暖化による影響に備える適応策
熱中症対策
・暑さを避ける(住まいや衣服などでコントロール)
・こまめに水分を補給する
安全な場所の確認
・豪雨災害などによる洪水を想定して自分が住んでいる地域の洪水ハザードマップを
確認して、災害時いざというときにどこに集まるかを家族間で話し合っておくと
いいでしょう。
温室効果ガスを減らす緩和策
・CO2の排出が少ない再生可能エネルギーを増やす。
・CO2の排出量を減らす省エネ行動及び生活
(近距離の場所に行く際は車ではなく徒歩や自転車で行く)
・CO2の吸収源となる森林を増やす。
温暖化対策でまずやるべきことは、負担がなくできることから始めることだと思います。
必要のない照明は消す、見ていないTVは消すなどできることから始めましょう。