太陽光発電の機器保証と自然災害補償について

こんにちは 中神です。

今回は太陽光発電の機器保証と自然災害補償についてご紹介します。

6月も半ばになりましたね、梅雨の季節到来です。そしてあっという間に台風の季節になります。
今一度、自然災害が増える前に太陽光発電システムを設置されている方は保証の内容を確認しておくといいでしょう。
太陽光発電には機器保証と自然災害補償が付帯されているケースが多いです。
機器保証は、通常に使用していて不具合が起こった際に保証が適用されます。
例えば突然パワーコンディショナが止まってしまって発電されなくなった場合
パワーコンディショナのファンや基盤などが不具合を起こしている可能性が高いです。その時は、保証期間内であれば無償で対応できます。
多くはパワーコンディショナのなんらかの不具合が多いです。
機器保証は設置して(運転開始日)から10年や15年が一般的ですので現在の機器保証がどのくらいあって後どれだけなのかを確認しておくといいでしょう。

自然災害補償は台風などの自然災害や偶然の事故で太陽電池が割れてしまった場合などに適用される保証です。機器保証同様、10年や15年で設定されています。メーカーによって異なりますので確認しておくことが重要です。
もう少し自然災害補償についていうと
地震、噴火、津波の災害は適用外(シャープの場合)
台風、竜巻、雷などは適用(シャープの場合)
自然災害といっても何でも適用されるということはありません。
一般的に台風など風が強いときに何か飛来物がきて太陽電池が割れてしまうケースが多いです。
その際には自然災害補償が適用できますので安心できると思います。
一点注意が必要なのが台風などで太陽電池が破損してしまった場合
住宅の火災保険が適用されるケースがあります。前もって確認しておいたほうがいいでしょう。太陽光発電の自然災害補償が満了した方で保証がなかったのですが住宅の火災保険で対応できるか聞いてみてくださいといったところ住宅の火災保険を使って割れた太陽電池を交換することができたケースもあります。
①太陽光発電の機器保証
②太陽光発電の自然災害補償
③太陽光発電を設置している住宅の火災保険
(台風などで太陽電池が破損してしまった場合保険適用できるかどうか)
①、②は販売店で確認 販売店がわからない場合はメーカーへ問い合わせても確認できます。
③は加入している保険会社で確認できます。(担当の方がいればスムーズでしょう)

自然災害が多発する季節の前に上記の3点は確認し把握しておきましょう。