2019年度の事業用太陽光発電システムの売電単価がおおよそ決定しました。
住宅用の太陽光発電システムについては2019年度の売電単価は前年度の時点で発表されており事業用の売電単価がいくらになるか待っておりました。
どのくらい下がるのだろうかと・・・
年々売電単価は下がっていき2018年度は18円(税別)
↓
2019年度14円(税別)となり前年度に比べて22%下がりました。
私の予想は15円ですので外れました。
事業用の場合(10kW以上)の20年間買取は変わりません
2019年度から普及されるかどうかは設置コストをどれだけ下げることができるかが課題となるでしょう。
例えば
低圧100kW (発電出力49.5KW) の場合
シミュレーション(想定)
発電量(売電収入)100000kWh×18円×20年間=36000000円(2018年度)
発電量(売電収入)100000kWh×14円×20年間=28000000円(2019年度)
比較すると大きな開きになります。
こうなると大幅な設置コスト削減が求められてきます。
2019年からは全量配線から自家消費の時代になるかもしれません。
遊休地を利用して地上設置する太陽光は難しいですが工場などは日中の電気を多く使用するケースが多いので太陽光の電気で電気代を減らせます。
電気代の単価は平均で15円となるため発電した電気を売るよりも消費したほうが経済的といえます。
さらに電気代を減らすことによって託送料金や再エネ賦課金といった使用量に応じて加算されるものも減らすことにもつながります。
全量買取・余剰買取いずれにしろ、メリットが出るご提案ができるよう努力いたします。
2019年もよろしくお願いいたします。