ペロブスカイト太陽電池の新聞記事

こんにちは 中神です。

本日の日経新聞記事で太陽電池関連のことが書かれていましたので紹介します。

あまり馴染みのない名前ですが『ペロブスカイト太陽電池』に関することで
アルファベットでPSCと呼ばれる種類です。
パワーコンディショナをPCSと呼ぶので似ているので間違えないようにしないといけないですね。
ハウステンボスを運営するHISが2020年内に長崎県にペロブスカイト太陽電池の工場建設を考えているとの記事が掲載されていました。

現在日本で販売されている太陽電池の種類はシリコン系の太陽電池と化合物系の太陽電池の2種類がメインとなります。
ペロブスカイト太陽電池が販売されることになれば第3の太陽電池を選ぶことができるようになり選択肢が増えます。

なぜペロブスカイト太陽電池である第3の太陽電池をつくるのか。
それはペロブスカイト太陽電池が魅力あるから電池だからです。

①シリコン製より生産コストがかからない。
②特殊な結晶構造の原料をフィルムに塗布してつくることで軽量で曲げやすい。

現在の太陽電池は屋根にのせる、地上設置で架台といわれる骨組みの上にのせるのが一般的で設置場所は限定されています。
曲げることができ、軽量化できれば設置場所が拡大化されます。
今までは考えられなかった場所にも設置でき、コストも下がれば普及していくものになるでしょう。
そして製品コストが下がるだけではなく、屋根以外などに設置できれば工事費用も下がる可能性も高いです。

実用化に向けて着々と計画は進んでいるようです。