豊橋市 太陽光発電システム 発電低下の原因

こんにちは 中神です

豊橋市で太陽光発電システムで発電量が低下しているといったお問合せが最近多くなっています。発電表示モニターにエラー表示はなく発電が半分や1/3程度低下しているケースです。
考えられる可能性はパワーコンディショナ内部にあるDCDCコンバータという変換器が故障していることです。
太陽電池が24枚設置されている場合は、直列数8枚を3つにして構成している場合は、
DCDCコンバータは3つになりそれぞれ直流の電気を交流の電気に変換しています。
1つが故障していればその分は変換されないので1/3発電量は低下することになります。
エラー表示がなく発電量の低下している多くはDCDCコンバータが原因です。

しかしパワーコンディショナ由来の原因の他に太陽電池の故障も考えられます。
数は少ないですが太陽電池が発電低下の原因ということがあります。

例えば
①直列8枚の中の太陽電池が1枚割れていて発電出力が低下している。
②直列8枚の中の太陽電池が1枚ホットスポット現象によって発電出力が低下している。
③何らかの影響で太陽電池自体の発電出力が低下している。

パワーコンディショナの故障は、機器保証があればメーカーの修理または交換で対応します。
太陽電池自体の出力がメーカーの規定値より低下していれば機器保証で交換対応します。

太陽電池が割れている場合は、飛来物によって割れたケースがほとんどのため機器保証ではなく建物の火災保険での対応になります。建物の火災保険で対応できないケースでメーカーの自然災害補償がある場合は、こちらで対応します。
機器保証と自然災害補償で保証年数が違う場合があるので注意が必要です。

太陽光発電システムの発電低下は原因を早めに突き止めることが求められます。
保証がない場合、費用を抑えるため太陽電池の系統配線組み換えで対応できるケースもありますのでご相談ください。