豊橋市 シャープ全負荷型蓄電池の現地調査レポート♬

こんにちは 中神です。

本日、豊橋市で歯科医院兼住宅で蓄電池の現地調査にいってきました。
RC2階建て住宅で屋上にシャープの太陽光発電を設置してから約14年経っていてます。蓄電池設置を考えられているのは停電時に電気自動車に電気を給電したいとのことでした。一般の戸建て住宅でないため現地調査を行ってから蓄電池のご提案をすることとなりました。
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分電盤(配電盤)を確認して現在の電気の契約容量や使用している個別の回路ブレーカーなどの配線状況を調べます。
太陽光発電や蓄電池は、分電盤に接続する電気工事がメインとなるため現地確認が必須です。既存の分電盤の状況次第では、改修工事を必要とする場合もあります。
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歯科医院と住宅の分電盤が一つになっているため一般家庭よりも大きな分電盤となり一般家庭用はプラスチックボックスですが今回は鉄製です。

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契約容量は20kVAで一般家庭の倍です。
一般的な住宅用の全負荷型の蓄電池では、
契約容量が大きいため、停電時に分電盤の電気をすべて使用することはできません。
この場合は全負荷型の蓄電池を設置しても
特定負荷(あらかじめ決めておいた回路)
で電気を使用できます。そして200Vの電気を使用できます。
特定負荷型の蓄電池は停電時100Vの電気のみです。

・全負荷型蓄電池の特定負荷⇒
停電時200V OK
・特定負荷型蓄電池の特定負荷⇒
停電時200V NG
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屋外にて蓄電池本体の設置スペースを確認します。
屋外に設置するスペースがない場合は屋内設置もできるものもあります。
屋外設置は大雨などで水が溜まりやすい場所は水没しないようにあらかじめコンクリート基礎でかさ上げしたほうがいい場合もあります。
また直射日光のあたるところは設置できないので北面が最適です。

今回の現地調査の所要時間は約30分でした。
以上蓄電池の現地調査レポートです。