2019年の12月は蓄電池設置工事が多くありました。
2019年度は国からの補助金も出ていて工事完了時期が2019年の12月までということもあって例年より多かったです。
豊川市の蓄電池の補助金は早くに申込が終わってしまいしたが豊橋市はまだ申し込みができる状況です。
田原市は2019年度から蓄電池の補助金が始まりティージー株式会社では3件の工事を完工しました。
国の2020年度の補助金は、現在未定です。
公募があり次第ブログでご案内いたします。
そもそも国の補助金は災害時に活用可能な蓄電池に対して交付されます。交付条件のひとつにHEMSの設置が必須です。
災害時、主に停電したときに活躍することが必要です。
太陽光発電と蓄電池があれば雨の日が続いた場合を除けば繰り返し使用できます。太陽光発電の発電能力次第にもなりますが日中は多くの電気が使用可能です。日中蓄電池にためた電気で発電していない夜などは蓄電池からの電気を使用することになります。
その蓄電池の容量が多ければ多く使用できることから現在では、容量の多い蓄電池を選ばれる方が多いです。
しかし、いざ停電が起こった時にどんなに大きな蓄電池をつけていても蓄電池に電気がたまっていなかったらすぐに電気を消費してなくなってしまいます。
例えば夜、停電が起こった場合10kWhの蓄電池をつけていても残量が20%の状態で停電すれば2kWhで夜は太陽光発電で発電していないので2kWh使用してしまえば使用できなくなります。
朝方、もし大雨などで発電がなければせっかく大きな容量の蓄電池をつけても活躍できず宝の持ち腐れになりかねません。
シャープが販売しているHEMSは、インターネット回線を通じて天気予報と連動しているので警報が発令した場合、優先的に蓄電池にためることを自動で行います。そして蓄電池を満タン状態にして待機させるように指示を出します。
HEMSがなければ蓄電池の電気を満タンにするにはモニターで操作して充電モードにする手間がいります。