再生可能エネルギー関連の新聞記事などはファイルをしてとっておくのですが今日たまたま読み返していて気になったところについて紹介します。
たった一文ですが
『電気代の高いオーストラリア』
諸外国の状況は、日本の状況を考える上で参考になることが多いです。
再生可能エネルギー政策に力を入れ、環境にはよいものであるけれどその分、国民に負担が電気代として重くのしかかっています。
一方、日本ではどうか。
電力自由化になってもうすぐ3年が経とうとしていますが日本の電気代も上がっています。毎年5月に改訂され10年前と比べるとkWhの単価も、消費税も、そして再生可能エネルギー促進賦課金もプラスされています。
再生可能エネルギー促進賦課金は太陽光や風力などの再生可能エネルギーでつくられた電気を電力会社に売ることができますがそれを負担しているのは電気メーター契約のある方
です。現在では1kWh使用するごとに約3円が徴収されています。
一般家庭で10000円使用するかたで約1200円となり月の電気代の占める割合は10%~15%です。
これからも再生可能エネルギーは増やしていくのは世界の流れでもあり政府の方針でもあるので再生可能エネルギー促進賦課金も2030年までは上昇する見込みが高いです。
そこに電気単価が高くなればダブルパンチで高くなっていくことが予想されます。
電気も今や卸売価格と銘打って売り買いされる時代となっています。
その時々で電気の価値が大幅に上がったりするということです。
電気をつくって売る時代から電気はつくって家庭内で使う時代となるでしょう。
そして余った電気は蓄電池にためて発電していない時間帯に放電することでなるべく電気を買わない生活が最大のメリットになります。
より電気代が高くなればその分経済メリットが増えていきます。
オーストラリアのように電気代の高い国になれば他人事ではないですね。
電気のある生活をしていれば電気のない生活は考えることはできません。
毎月の電気料金の内訳は電気料金明細書に記載されています。
あまり見ていない方は一度しっかり確認してください。
ひとつは疑問がでるはずです。
明細を知ることで電気代の削減につながります。