感震ブレーカーで電気火災対策♬

こんにちは 中神です。

本日、愛知県電気保安協会講習にいってきました。
主に電気工事をしている事業者が対象で講習者はほとんどが電気屋さんです。

ティージー株式会社も電気屋さんではないですが太陽光発電を工事をしていますので電気屋さんと同じ講習を受けます。

感電災害の事例を交えながらの安全講習です。
電気は小規模でも感電すれば死亡事故にかかわります。
電気の大きい小さいにとらわれず、ルール通りに作業することが感電を防ぐ唯一の方法です。そこで感震ブレーカーについての案内がありましたのでご紹介します。

感電のほかに電気は火災の原因にもなります。
家庭の場合は毎日電気を使用して生活をしています。
地震による火災の過半数は電気が原因とされています。
データとして東日本大震災では発生した火災の原因の54%は電気関係の出火で地震揺れに伴う電気機器からの出火や停電が復旧したときの通電火災でした。

この火災を防ぐ方法として感震ブレーカーがあります。
地震の揺れが起こった際はブレーカーを遮断することで電気火災を防止できます。そのことから電力会社、消防庁や経済産業省では積極的に案内をし私たち販売店がお客様へ案内をしています。

感震ブレーカーのタイプ

①分電盤タイプ 主に新築や分電盤を取り換える場合(費用約5~8万円)
②分電盤タイプ後付型 分電盤の横に設置(費用約2万円)
③簡易タイプ ばねの作動や重りの落下でブレーカーを切る(費用約2~4千円)
※①、②は電気工事が必要、③はホームセンターなどで購入可能(電気工事不要)

地震による火災防止対策として感震ブレーカーは選択肢のひとつです。