豊橋市 令和3年度 蓄電池DER補助金申込開始

こんにちは中神です。

国からの蓄電池補助金の申込が開始されました。
令和3年度の蓄電池補助金は今までとは少し違う形での枠組みです。
DER(Distributed Energy Resources)と呼ばれる補助金事業となります。日本語訳すると
『蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金』
という長いタイトルの補助事業になりますが簡単にいうと今回は、実証実験に参加、実施できることを条件に補助金を受け取ることができるというような補助事業です。
実証実験をしないといけないので蓄電池にプラスして遠隔で操作できる監視システムも合わせて必要です。
令和3年12月24日が補助金申込締切ですが予算がなくなり次第終了となります。
予算は45.2億円ですが早めに終了することが予想されています。


5つの項目に注目しましょう
①1年間に1週間程度遠隔で蓄電池の充放電をすること
②対象となる蓄電池が限定されていること
③販売価格上限が決まっていること(市場価格よりも安価)
④補助金額は高めに設定されていること
⑤自治体の補助金があればダブルで補助金受給できること

①については、3年間を目安に1年間に1週間程度アグリゲーターと呼ばれる電気を管理コントロールする事業者が遠隔で電気が余る時間帯に蓄電池に充電して電気が足りない時間帯に放電するなど制御をします。遠隔で行うので負担はありません。1年間に1週間程度なので電気代への経済的なダメージもほとんどありません。

②補助金対象となる蓄電池が決まっています。なぜならアグリゲーターが遠隔で電気を制御できる蓄電池でないといけないからです。アグリゲーターが指定する蓄電池が補助金対象です。導入したい蓄電池が対象でなければ補助金申込はできませんのでご注意ください。

③販売価格の上限が決まっています。
ネクストエナジー&リソースのiedenchi-NX(全負荷型蓄電池9.8kwh)の場合
A蓄電池システム ¥1,760,550(税込)
B監視システム   ¥275,000  (税込)

A+B=2,035,550(税込)が最低価格となります。販売会社である私たちは、お客様提示価格は上記価格以下で販売しないといけません。

④iedenchi-NX(全負荷型蓄電池9.8kWh)の場合の補助金額

A蓄電池システム ¥300,000
B監視システム  ¥100,000

A+B=¥400,000が補助金額です。

⑤自治体の補助金は、各自治体ごとに異なります。

例えば愛知県豊橋市の場合 補助金額は¥70,000です。

ティージー株式会社は、アグリゲーター事業者であるスマートテック株式会社に登録をしています。遠隔制御できる蓄電池はネクストエナジー&リソースのiedenchi-NXがメインとなりますので国のDER補助金を活用して販売できる蓄電池が限られています。
今回は残念ながら補助金対象にはならなかった蓄電池の取扱も豊富にあります。
蓄電池をお考えの方は、補助金を活用して導入するか、補助金を活用しなくてもスペックのいい蓄電池やリーズナブルな蓄電池、お客様宅にマッチした蓄電池を導入するか検討していただければと思います。
この機会にDER補助金についてだけではなく蓄電池や太陽光発電、エコキュートやIHの新設や取替などございましたら、ぜひご相談ください。