家庭用蓄電池の後付け方法とは?蓄電池選びのポイントについてもご紹介!

自宅でのエネルギー自立。
多くの方が求める持続可能な暮らし、それには太陽光発電だけでは不十分だと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

後付けで蓄電池を導入する方法とはどのようなものがあるのでしょう。
持続可能なエネルギー利用を目指すすべての家庭にとって、この記事の情報はきっと役立つはずです。

 

□後付けで家庭用蓄電池を設置する方法とは?

 

家庭用蓄電池の後付け方法には、既存のパワーコンディショナ(PCS)を活用する方法とハイブリッド型パワーコンディショナに交換する方法があります。
それぞれの方法のメリットとデメリットを解説します。

 

*パワーコンディショナ(PCS)を活用する方法

 

既存のPCSを残したまま蓄電池を取り付ける方法は、設置スペースが必要ではあるものの、蓄電池用と太陽光パネル用のPCSをそれぞれ検討・買い替えできるため、性能の良い製品を選べます。
また、現在使っている太陽光パネル用PCSを新しく買い換える必要がない場合、この方法がおすすめです。

 

*ハイブリッド型パワーコンディショナへの交換方法

 

家庭用蓄電池を設置し、既存のPCSをハイブリッド型PCSへ交換する方法では、ハイブリッドPCSが太陽光発電と蓄電池を制御できるため、1台で2台分の役割を果たします。
設置スペースに悩んでいる方やPCSの劣化が気になっている方は、既存のPCSをハイブリッドPCSへ交換する方法も検討してみてください。

 

蓄電池

 

□後悔しないための蓄電池選び

 

後付けで蓄電池を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。

 

1:ハイブリッド型か単機能型を選ぶ

ハイブリッド型は発電効率が良く、高価ですが、売電収入を最大化したい人や設置後10~15年の人におすすめです。

単機能型は出力が低いですが、安価で費用を抑えたい人に適しています。

 

2:全負荷型か特定負荷型を選ぶ

全負荷型は停電時にすべての家電が使えるため、価格が高くなりますが、停電時にもすべての部屋で電力を確保したい人に向いています。
特定負荷型は停電時に使える家電が限定的で安価なため、費用を抑えたい人に適しています。

 

3:蓄電容量を決める

ご家庭の電気使用量に合わせて適した容量を選ぶことが重要です。
大きければ大きいほど、停電時に長く使用できますが、価格やサイズも大きくなります。

 

4:保証内容を確認する

蓄電池は長期間使用するため、保証期間が長い製品を選ぶことが大切です。
また、製品・容量の両方の保証期間、自然災害保証、メンテナンスなどもチェックしておきましょう。

 

5:適切な設置場所を選ぶ

蓄電池はサイズが大きいものが多いため、十分な設置スペースが確保できるか、風通しの良い場所があるかを確認しましょう。

 

蓄電池 (1)

 

□まとめ

 

後付けで家庭用蓄電池を設置する方法と、後悔しないための蓄電池選びのポイントを解説しました。
持続可能なエネルギーソリューションを目指す環境意識の高い家庭にとって、適切な蓄電池の選定は重要な課題です。
本記事が、蓄電池の後付け方法と適切な製品選定の参考になれば幸いです。

当社は、太陽光発電システムの導入で、エコで経済的な生活をサポートします。
蓄電池やオール電化と組み合わせて、より快適なエネルギーライフをおくりませんか。