①畳からフローリングへリフォーム
畳をフローリングに変更するリフォームは需要が多いリフォームです。
和室の象徴である畳をフローリングへ張り替えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。
和室のデメリットも洋室のメリットも、多くは床に関係するものなので、フローリングへのリフォームを行うだけでも十分メリットがあるでしょう。
工事内容は畳をはがし、構造・下地の補強や段差解消の工事をした後に、お好みのフローリング材に張り替えます。
②壁と天井のリフォーム
床のリフォームの次に需要があるのは、壁と天井のリフォームです。
和室の壁は柱が露出する真壁構造が多いので、柱が見えないように大壁に変更する工事を行い、その上から好みのクロスに張り替えます。
天井も同様の工事を施し、クロスを張り替えます。
③襖から洋風ドアへリフォーム
床、壁、天井のリフォームの次にあげられるのが、出入口のリフォームです。
和室で使われていた襖のままでは統一感がなく、やや不自然です。
引き戸へ変更する場合は、敷居を交換するだけなので簡単に設置できます。
開き戸に変更する場合は、隣の部屋や廊下と段差が発生する場合があり、段差を解消する工事が必要になるケースもあります。
④押入れからクローゼットへリフォーム
最後に、押入れをクローゼットにリフォームする場合です。
押入れは布団などの寝具を収納するようにできているので、衣類を収納するには使いにくいつくりになっています。
押入れは上下2段になっている場合が多いので、段を取り除いて衣類を吊るすためのハンガーパイプを取り付けます。
クローゼットのドアは開き戸タイプや折れ戸タイプなどに変更します。
クローゼットは湿気がこもりやすい場所なので、調湿建材を使用することが多いです。