室内で手すりを付ける場合に大切なことは、壁の中に下地があるか、ということです。
昔経験したことがあるのですが、壁掛けのカレンダーを取り付けようと壁に穴を開けてカレンダーを吊るしました。
当時は、小学生だったので、壁の下地がどう…とかは全く分からずに設置しました。
そうすると、壁の中には下地も何もない空洞の状態なので、数か月経つとカレンダーが落ちてきてしまいました。
(その周辺は画びょうの穴だらけになって、後日母親にしっかり怒られました)
これがもし手すりだったら、「あ、手すり落ちてる...」では済まないですよね。
手すりを頑丈にしっかり取り付けるためには、下地に合わせて設置します。
下地にも種類があって、心もとない下地(少し細めの木材、間柱)には柱が細く、部品が柱の幅を超えてしまうため、取付できないのです。
そのため、ちょっと大掛かりな工事にはなりますが、壁の中に下地を入れて手すりをつけるという方法があります。