シャープ主催の太陽光&蓄電池BCP対策研修会にいってきました

こんにちは 中神です。

全国及び愛知県で緊急事態宣言も解除されましたが今後、第2波での感染を極力減らせるようにこれからも日々の感染症対策を実施していきます。
豊橋市を本社に置く弊社ではお客様宅へのご訪問時はマスク着用を徹底することがルールとして感染症対策を続けてまいります。

今回のブログは研修会についてです。
5月28日(木)名古屋にあるシャープ中部支社へ研修にいってきました。

『太陽光&蓄電池』によるBCP対策について勉強会を行いました。

太陽光発電は、売電することでメリットが出ることが多かったのですが売電単価が年々下がり買う電気のほうが高くなり電気は売るよりも買う電気を賄うことでのメリットが多くなりました。
発電した電気は売らずに事務所や工場で使用する。これが自家消費型の太陽光発電です。
事務所や施設、工場は午前8時頃から午後6時までの営業、稼働が多いと思います。

太陽光発電もこの時間帯に発電するため発電した電気で買う電気を抑えることが可能です。しかし、太陽光発電は夜間は発電しないので、夜間の使用のほうが
多い事業所などはメリットが少ないこともあります。

また、自家消費型の太陽光発電は使用電力量に適した発電システムで
メリットを最適化するため、事業所内での電気の使い方が重要になります。

通常は、太陽光発電で自家消費をして電気代を削減します。
昨今、大型の台風などで停電リスクが高まっていることからBCP(事業継続計画)対策として災害時、特に停電時は、日中発電している時間帯は専用のコンセントから太陽光で発電した電気を使用することができます。
携帯の充電など100Vの電気を使用できます。(1500Wまでの上限が多いです)
停電時天気が曇りや雨であれば発電量は少ないので使用できる電気は1500Wの上限まで使用できない可能性もあります。
停電復旧までこの電気で事業ができるのであれば太陽光発電だけでも自家消費での電気代削減+BCP対策ができます。

事業はさまざまです。停電復旧までに事業継続するために一定の電気が必要であったり
夜間の電気も必要になるということであれば蓄電池プラスでいいでしょう。
100V専用や200V対応と選ぶことが可能です。大型の蓄電池ではなく停電復旧までの時間帯に必要な電気が使用できる蓄電池が活躍します。
停電が復旧すれば今まで通り電気は使用できるので必要以上に大きな蓄電池を設置してコストだけ多くかかってしまえばもったいないですね。
停電復旧までに必要になる電気をあらかじめ決めておいて必要な電気量にあった最適な蓄電池をプラスすることができます。
また初期投資0円のリースでの導入することもできます。
(一部、高圧受電の場合適用外になることもあります)


シャープでは、蓄電池に力を入れているためラインナップが豊富です。
コンパクトサイズの設計になってエアコンの室外機置きに使用する簡易ブロックで設置するため置き場所の選択幅が大きいです。


太陽光発電+蓄電池で買う電気を抑えてBCP対策をしましょう
2018年2019年台風停電被害まとめ資料
2018年、2019年
台風による停電
停電解消まで約70~280時間
早く停電解消されるところもあれば長くかかるところもあります。地域性や被害の大きさで変わってきます。
また、自宅は停電しているのに道路の反対側の家は停電していないといったこともあります。皆さんもそんな経験はないでしょうか。停電は長期化傾向です。
停電で困るものは何使用したい機器で蓄電池の容量を考える
停電で困るものは?どんなものが頭に浮かびますか。

まずは困るものを書き出してみるのもいいでしょう。停電時に必要とする電力がわかるので
見合った蓄電池の容量がわかります。