シャープ 全負荷型蓄電池の施工講習にいってきました。

こんにちは 中神です。

2月5日(木)にシャープ名古屋ビルへ全負荷型蓄電池の施工研修にいってきました。
約60名の方が参加していました。
今年の1月発売、納入は3月となる全負荷型蓄電池の施工講習です。

新製品が発売されると新製品の説明会はありますが、蓄電池は、物販販売ではなくシステムとして構築しての配線が必要になるため施工講習は必ず行っています。

現地調査でのポイントや機器構成で必要なものを整理して現地へ確認にいった際は、『わかりません』とならないように状況に応じて学びます。
蓄電池設置にいたっては、置く場所も重要ですが、蓄電池の電気を家庭内で使用する電気とつなげなければならいので主に配線系の講習となります。

今回の全負荷型蓄電池は6.5kWhと13kWhの2つのラインナップです。
停電時には分電盤の電気すべて使用できるシステムとなります。しかしながら
家庭ごとに契約している電気の容量が違います。
60A(12kVA)までの契約であれば全負荷型が対応できますがそれ以上になると特定負荷型となるため分電盤の電気はすべて使用できないため60A(12kVA)相当の使用したい回路を選択します。
2世帯住宅や事務所兼住宅などは、契約電気容量が大きい傾向にあります。
通常の戸建て住宅であればおおかた全負荷型が対応できるでしょう。


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全負荷型の蓄電池は、配管を本体の内側にいれることで配管からつたう雨水があった場合に侵入を防ぐよう設計されています。
電池は水や湿気に弱いので最大限、水の侵入を防ぐことが長く使用できることにもつながります。

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蓄電池3.25kWhのサンプルです。
これを2つ筐体にいれることで6.5kWhになります。
13kWhの場合は1つの筐体に4つは入れることができないため6.5kWhの筐体×2セットにすることで13kWhの蓄電池容量となります。