水没した太陽電池設備による感電防止について

こんにちは 中神です。

九州地方では台風8号の影響で暴風や大雨になっています。
今後の台風の進路では日本列島のどこにくるか予測は困難です。
いつどこで災害が起こるかわかりません。

豪雨の場合、河川の氾濫や浸水被害はいつどこで起こるかわかりません。
豪雨の影響で太陽光発電設備が水没したり、太陽光パネルが流されたりすることが予想されます。経済産業省から水没した太陽電池について感電防止を徹底するようアナウンスがありました。
太陽電池は、光が当たれば発電することが可能です。
破損箇所の触れた場合、感電するおそれがあります。そのような状態の太陽光発電設備、太陽電池をみかけた場合はむやみに近づかないよう十分に注意してください。

河川の氾濫や洪水などの影響で太陽電池が漂流してやむを得ず移動させないといけない場合は、素手触らず、ゴム手袋やゴムの長靴などを使用して感電対策をして移動させてください。
また太陽電池を移動させた後は、ブルーシートで覆うことや、太陽電池の受光面(ガラス部分)を裏向きにして発電しない状況をつくることが必要です。
また廃棄する際は、自治体の指示に従ってください。パワーコンディショナ(電気を交流の電気に変換するインバータ)も太陽電池と同様、電気が流れている場合があるので水没した場合、近くにいったり、触ったりすると感電のリスクもあるので併せて注意が必要です。
台風シーズンは最も、注意が必要です。去年の豪雨などでは実際に事故も起こっているため経済産業省から周知徹底が必要と判断し注意喚起をしています。
豊橋市、田原市、浜松市などでは、日照条件の良さから、発電所自体も多くあるため河川の氾濫や洪水の際は注意が必要です。