蓄電池の価格は下がるのか。
現在、太陽光パネルの価格は年々下落して底値と言われても
おかしくないところまで来ています。
もともと太陽光パネルは需要が多くあれば価格が下落すると
予想されていました。
まだ価格帯が高いときは補助金で後押ししたりと年度年度で
価格は違いましたが補助金メリットを考えると自己負担の
観点からほとんど差のないものでした。
売電単価を下げても太陽光のシステム価格も下がって
恩恵を受けるメリットも大幅には変わりませんでした。
では蓄電池はどうか。
蓄電池は電気をためることのできるもので、自ら電気を生み出すことはできません。
それでも電気をためることができるは強みです。太陽光発電は電気をためることが
できないので余った電気は電力会社側へ流すしか方法がありません。余った電気は
早い方で２０１９年１１月以降単価が４８円から８円になれば大幅に売電収入は
減ってしまいます。
ためることができれば太陽光発電で発電した電気で家の電気を賄い
余った電気は蓄電池にため、蓄電池にためた電気を夕方など発電していない
時間帯に使用する。
蓄電池は太陽光と非常に相性のいいものです。
しかし蓄電池の価格は毎年下落していません。
日本の家庭用蓄電池は質も重視しているため
一般的に家庭で使用する目安となる
１０ｋWｈの蓄電池の価格帯は２００～２５０万円
が相場でまだまだ高価格です。
太陽光発電と相性のいい蓄電池、そして災害にも電気が
使用できるものであることから普及させないといけないものです。
現在では蓄電池の補助金で自己負担を減らすこともしていますが
補助金などに頼らず多くの方が導入できるためにはどうするか
と方策が続々とあがっています。実現に向けて期待が高まっています。
次回は蓄電池を普及させるための実現に向けての方策情報をご紹介します。
