トイレの冬季寒さを解消!窓から始める温かいトイレ対策!

冬場のトイレの寒さは、多くの人にとっての悩みの種です。
暖かなリビングから一歩足を踏み入れると、冷え切ったトイレの空気が快適な生活空間への願望を一層強くさせます。
この記事では、トイレの冷えの根本的な原因を理解し、それに対する効果的な対策方法をご提案します。

 

□トイレが冬に冷える主な理由は窓にある!?

 

トイレの寒さの主な原因は、外部からの冷気の侵入です。
特に、窓からのすきま風や換気扇からの冷気が大きな影響を及ぼします。
多くの家庭では、トイレの窓は断熱効果が低い構造になっていることが少なくありません。
たとえば、ルーバー式の窓やタイル張りの床と壁は、外気の侵入を許しやすく、室内に冷気を溜め込んでしまうのです。

 

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□トイレの寒さを和らげる5つの対策

 

1:ヒーターの利用

 

トイレの寒さ対策として、まずお勧めしたいのが小型電気ヒーターの利用です。
トイレの狭い空間を手軽に暖められるのが魅力です。

ただし、安全面には特に注意が必要です。
火災を防ぐためにも、周囲に可燃物がない安全な場所にヒーターを設置することが重要です。
また、ヒーターの設置が難しい場合や火災が心配な場合は、便座にヒーター機能を備えたものに交換するのも良い手段です。
これならば、約2~4万円の予算で、専門的な作業も必要なく、快適なトイレ環境を実現できます。

 

2:カーテンの取り付け

 

次に有効なのが、窓にカーテンを設置することです。
部屋の熱が逃げるのを防ぐために、特に厚手で裏地があるカーテンを選ぶことがポイントです。

環境省のデータによると、部屋の熱の約半分は窓から逃げることが分かっています。
このため、窓の大きさに適したサイズのカーテンを選ぶことが重要です。
小さすぎるカーテンでは隙間から冷気が入り込む可能性があるため、窓のサイズを正確に測って適切なカーテンを選ぶべきです。

 

3:内窓の取り付け

 

さらに確実な寒さ対策として、内窓の取り付けが推奨されます。
これは既存の窓に加えて新しい窓を設置することで、外気の侵入を効果的に減らせます。
多くの場合、内窓を取り付けることで、「こんなに変わるのか」と驚くほど寒さ対策が向上します。
ペアガラス(複層ガラス)とは異なり、窓そのものを二重にすることで断熱効果が大きくなります。

現在、先進的窓リノベ2024事業として、補助金が受けられます。
内窓設置は補助金の対象工事になり、最大200万円までが補助されます。

 

4:窓の交換

 

内窓の取り付けが難しい場合、もしくは更なる断熱効果を求める場合は、窓自体の交換も検討の余地があります。
複層ガラス、Low-e複層ガラス、ガス入り複層ガラスなど、さまざまなタイプの窓が存在し、それぞれが異なる特徴を持っています。

窓交換工事につきましても、先進的窓リノベ2024事業の対象になります。
お得にリフォームできるチャンスになるので検討してみてはいかがでしょうか。

 

5:断熱材の設置

 

最後に、足元の冷えが気になる場合は、床下に断熱材を設置することをお勧めします。
これにより、床からの冷気の侵入を効果的に防げるのです。
特に古い建物の場合、断熱材が不十分であることが多く、足元の底冷えを感じやすいです。

しかし、断熱材は後からでも設置でき、その効果は驚くほど大きいです。

 

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□まとめ

 

この記事では、トイレの冬場の寒さの主な原因として、外部からの冷気の侵入を指摘しました。
窓からのすきま風や換気扇からの冷気が、特に大きな問題です。
効果的な対策方法として、ヒーターの利用、カーテンや内窓の取り付け、窓の交換、断熱材の設置を紹介しました。
これらの方法を適用することで、トイレの冷え問題を効果的に解決し、快適な生活空間を取り戻せます。

当社は、窓や玄関から、水回り、屋根など、さまざまな幅広いリフォームや断熱工事に対応しています。
リフォームをお考えの方はぜひ当社までご連絡ください。