豊橋市 築2年の木造カラーベスト屋根太陽光現地調査

カラーベストはスレートとも言いかえることができるため
スレート屋根と言っても同じです。
カラーベストとはケイミューが販売するブランド名ですが
ほとんどのスレート屋根で採用されています。
2003年に松下電工とクボタの外装事業が統合されてできたのが
ケイミューというメーカーです。
なのでカラーベスト屋根=スレート屋根になるのです。
 
 
屋根写真
9M対応できる梯子で屋根上まで上がり屋根の状態と寸法を測ります。
9Mの梯子であれば、一般的な2階建て住宅の屋根にあがることができます。
RCの3階建ての場合、屋上に上がるための階段状のタラップが
設置されていることが多くそのタラップまで梯子をのばして
屋上まで上がれる場合があります。反対に梯子をかけるスペースに障害物
などがある場合は登れないためお隣の方に声をかけて
事情を説明して梯子をかけさせてもらうこともあります。
 
屋根の状態
築2年とあって屋根の状態は良いです。
建築図面もしっかりと残っていたため
ケイミューのカラーベストとわかっていましたが
寸法を確認します。
 
カラーベスト
カラーベストは重ね葺で屋根が構成されている
ため重なり部分には厚みがあり太陽光の支持金具
を設置する条件の厚みが決まっているため寸法を
測ります。
今回は築2年ということで塗装はされていないため問題はないですが
カラーベストを1回でも塗装している際の現地調査では注意が必要です。
どうしても10年を過ぎると色あせてしまうことがあるので
カラーベストは10年~15年で塗装をするケースが多いです。
 
カラーベストの屋根と屋根の重なりが塗装され隙間がなければ雨水の逃げ場が
なく雨漏りの原因にもなります。屋根用語で縁切りといわれる、屋根材と屋根材の
隙間が確保されているかどうかを確認することもカラーベスト屋根では重要です。
 
太陽光発電システムの現地調査は屋根の検査も兼ねているのです。