シロアリを駆除できたら、木材の被害状況を調べ、木材の交換や補強工事を行います。
被害が小さい場合は、補強工事を行います。
床や壁は張り替え、柱の悪くなった箇所の根継を施したりします。
柱や水回りの土台や床に被害がある場合、工事を行ってみると外から見た以上に内部にシロアリの被害が大きく、補強することが不可能な場合もあります。
その場合はその箇所の周囲を含んだ部分リフォームが必要になる場合もあります。
シロアリ被害は専門の業者でも全てを予測することが難しいので、工事が始まってから被害の大きいことに気がつく場合があります。
事前の調査で被害が大きそうな時や、家の基礎部分、構造上に重要な部分にシロアリの被害がみられる場合は、最初から大規模なリフォームを選択すれば、シロアリ被害の木材を廃棄することになり使用する薬剤も最小限ですみます。
大規模なリフォームを実施することで、湿気やカビ対策も基礎部から行えるのはメリットとも言えるでしょう。