さて、すこし現実的なお話に戻ります。
気をつけなくてはいけないのが、工事費用。
例えば、ユニットバスにリフォームする場合、パンフレットなどでユニットバスの本体価格だけ見て「お!案外安いな」と勘違いする人がいますが大間違いです。
『工事費』がかかることを、お忘れなく。
工事費用とは、解体撤去工事・組み立工事・給湯器の交換・配管工事・補修工事のことです。
金額はお住まいの状況によりますが、安くても50万円、腐食が酷い場合などは100万円以上かかるケースもありますので、多めに予算をみておきましょう。
業者から出てきた見積もりも、内訳をしっかりチェックしてください。
大切なのは、今後の追加工事が発生しないか、発生する場合はどういった場合でどの程度なのかです。
業者とここのコンセンサスをしっかり取ることがとても大切です。
ですから面倒だからといって、業者任せにするのは避けましょう。
ちなみにユニットバスの金額は、標準モデルで30万円〜。
少し良いグレードにすると60万円〜、ハイグレードなもので80万円〜が目安です。
在来工法の場合は、壁をタイルばりにするなど最低でも150万円ほどでしょうか?
あなたのリフォームの目的や浴室のイメージをクリアにして、工事費用の予算も確保すれば、理想の浴室にグッと近づきます。
リフォームの先輩100人に「リフォーム後、あなたの生活に思いもよらない変化はありましたか?」ということを聞いてみました。
するとなんと、一番多い回答が「入浴時間が楽しくなった」(20.4%)でした。
リフォームすることで毎日の生活の室がぐっと上がるのが浴室なのです。