高齢の母のため、 生まれ変わった家


「店との段差で、いつか母が転倒するのではと心配でした」

K様のお母様が一人で暮らす築20年の家は、もともとは、K様のご両親が夫婦で営むお店兼住居でした。
息子さんのK様は仕事の都合で、車で3時間以上離れた場所に夫婦で暮らしていました。
お父様が亡くなった後も、お母様は独りでのんびりお店を続けていらっしゃいましたが、長年の立ち仕事でいつしか腰が曲がり、お店から自宅リビングへ上がる段差にもつまずく様になりました。
さらに階段の昇り降りも辛かったようで、2階にあるお風呂はいつの間にか使わなくなり近所の銭湯へ行くように。
加えて、鉄骨造は冬寒く、窓が結露。
夏は熱がこもってクーラーの効きが悪かったと言います。
「知り合いの家で、“新築品質”を実感したのが決め手でした」

そんなお母様を心配していたK様は、ある日、お母様と銭湯に向かう途中にあったモデルハウスに目を留めます。
後日一人で覗いて話を聞いてみると、我が家にちょうど良い方法だと思ったそうです。
帰宅してお母様に話したところ、近所に断熱リフォームをした知り合いがいると言うので、その家を見学させてもらいました。
一歩家に入ると、冬なのに、とっても暖かい。
そして色々見せていただくうちに、その “新築品質” を実感したと言います。
その方も勧めてくれたことで、K様の心は決まりました。
もう他のリフォームを見る必要は感じず、さっそく計測を依頼。
K様も何度も帰省して打ち合わせを重ねました。
「結露も、段差も、そして心配も。すべてがなくなりました」

そうしてでき上がったK様邸。
お店だった部分は改装し、明るいダイニングキッチンと最新式の浴室、洗面所に。
隣の和室は、広くて明るいリビングになり、大きな収納も設置しました。
その結果、お母様の生活がすべて1階で済むようになり、段差の心配もなくなりました。
中でも喜ばれたのはお風呂。
入るたび「本当、幸せや〜」と言うそうで、銭湯にも行かなくなったそう。
さらに2階にあった洋間は快適なK様ご夫婦の居室に。
お風呂も2階にありましたが、ここはクローゼットになり、沢山の物を整理・収納できるようになりました。
色々な快適が生まれたK様邸。
ただ一番驚いたのは、夏の冷房効率が良い事と、冬の結露がすっかり無くなった事だと言います。
特に「二重窓は、本当に良いです」。
今やお母様はお店を引退し、友達とカラオケや麻雀をして毎日楽しく過ごされているそうです。









