段差解消リフォームを計画するにあたって、やはり気になるのは改修に必要な費用の相場でしょう。
段差解消リフォームといっても、その方法はいくつかあります。
どの方法をとるかによって費用も変わってきますので、リフォーム会社と話し合いながら今の住宅に合ったリフォームを行いましょう。
【 段差をなくすリフォームの場合 】
部屋に敷居があると、これに躓く転倒リスクがどうしても付きまといます。
それを解消するため建具による間仕切りを解消し、敷居を取り除く段差解消リフォームがあります。
敷居を取り除き、周りの床と同じ高さの木を埋め込むことでフラットにします。
このリフォームを行う場合、だいたい2~15万円程度が相場です。
ただし施工方法のほかにも、解消すべき段差の数によって費用は異なります。
【 スロープを設置して段差解消 】
玄関や門戸の敷居の段差解消リフォームの場合、比較的大掛かりな工事が必要になります。
段差を解消するための費用を抑えたければ、スロープを取り付ける方法があります。
敷居など段差はそのままでその周辺にスロープを取り付ける手法です。
費用の相場は2~10万円程度です。
費用はどのような素材のスロープを取り付けるかによって違ってきます。
コンクリートやレンガ、石材、タイルなどがあります。
近年ではホームセンターなどでミニスロープが販売されています。
ちょっとした段差の場合、このミニスロープをDIYで取り付けることも可能で、その場合費用は材料費のみとなり安上がりです。
このスロープによって段差解消する場合、坂の上に乗ったときに素材によっては滑って転倒する可能性も出てきます。
場合によっては滑りやすくもなりますから、転倒リスクを低減するためにはスロープの上に滑り止めを貼り付けるのがおすすめです。