基準となる大きさを知っておきましょう。

リフォームをしていく中で基準となる大きさがいくつかあります。

「規格サイズ」と呼ばれるものは「尺貫法」に基づいて決まっています。

計量法で尺貫法を用いることは禁止されていますが、尺貫法を無理やりmmに直して表記するので、今でも尺で大工さんが木材を加工してmmで作られる商品を取り付けるという現象が起きていろいろ分かりにくいのが建築業界です

リフォームで多い浴室からお話しします。

ユニットバスのサイズ

浴室 規格サイズ

一般的には1坪タイプと言われる畳2枚程の大きさが多いです。

足を延ばしたりゆったりは入れたい方は1サイズ大きいものを選びましょう

ユニットバスは規格の物の中から選んでいくものですが、こだわって浴槽やシャワー扉など選ぶのも自分好みにできていいです。

間取りの変更などを考えている方は基本サイズを分かっているとレイアウトを自分で考えるのも進むと思いますし、相談したら出来なかった、高くなったという事が減ると思います。

トイレの大きさ

トイレ大きさ

トイレの広さは一般的にはこの3つで狭い、一般的、少しゆったりとなります。

一番小さいのは階段下などに多いですね。

介護にもとお考えの方は3つよりも大きい理想は2畳ですね

リフォームでは広くするのは難しいかもしれませんが、配置換えなどもご検討している方は参考にしてみてください。

先日浴室の大きさについても話してありますので間取りレイアウトをお考えの方は参考にしてみてください

キッチンのサイズ

ダイニングキッチン

キッチンはまずどうな風に使いたいかがポイントです。

ポイントは大きく分けて4つになると思います。

写真のようにダイニングやリビングと一体化したフラット対面型。

壁側に付けて空間を広く使う壁付け型。

料理に集中出来るように独立型。

コンロの前などは壁にする造作対面型。

使う人に、空間に合ったものを選ぶと失敗しないと思います。

キッチンサイズ大きさ
使い方を決めたらI型(真っすぐな形)、L型、対面型と自然に決まってきます。

横幅は160cmから15cm刻みで300cmまでが規格サイズではないでしょうか。

リフォームなどは入れられる大きさが決まってきますので注意が必要です。

ショールームなどは大きく広く作っていますので、イメージと違うなんてことも・・・

高さも色々選べますが、広さとしてはキッチンは基本65cm、対面は+33cmと考えて大丈夫だと思います。


次に調理スペースは人が通ると考えると少なくても60cmは欲しいですね。

それに後ろに食器棚をと考えると+50cm程度は確保したい。

そんなイメージでレイアウトを決めていきましょう。

リビングやダイニングは比較的自由に決めていいと思います。

好きな家具などの寸法もある程度把握しておくとリフォームした後に置ける置けないという問題が出てきにくくなりますよ。

せっかくのリフォームですから「もう少し大きくしとけば・・・」など公開をしないような計画を進めて行きましょう