新型コロナウイルス対策で愛知県豊橋市にある佐野医院様の受付カウンターにパーテーション(間仕切り)を設置いたしました。
このパーテーションは病院の待合室と受付の間に設置され、患者さんはもちろん、働くスタッフさんを飛沫感染から守ります。
簡易的なパーテーションとは違い、ガラス(厚さ8mm)で頑丈に設置してありますので、消毒や掃除も念入りにできます。
窓口が小さくなりましたので、飛沫感染の予防が期待できます。
飛沫感染とは、感染症患者の咳やくしゃみの「しぶき(飛沫)」を直接吸い込むことによって生じる感染経路のことです。
咳やくしゃみをすると、病原体が含まれたしぶきがあたりに飛び散ることになります。
その病原体が含まれたしぶきを吸い込んでしまうと感染してしまうことがあります。
しぶきは目に見えない細かさで遠くまで飛んでいきます。
くしゃみをするとしぶきは2m~5mの範囲にまで飛び散るとの報告もあります。
すこし離れた場所にいても飛沫感染する可能性は少なくありません。
飛沫感染以外にも気を付けなくてはいけないのは、接触感染です。
トイレも接触する箇所が多く、何も触らないですますことができない場所です。
感染経路としてよく言われるドアノブ以外に、掃除・消毒を忘れがちな箇所は、ドアのカギ、ペーパーホルダー、水を流すレバー、サニタリーボックスのフタ部分、蛇口があります。
接触感染から考えて、トイレットペーパーの三角折りはもってのほかですね!!
用の後、手を洗う前にペタペタ触っている・・・ということです。
トイレ用品であると良いなと思ったのは、ティッシュのように引き抜くタイプのトイレットペーパーです。
ペーパーホルダーを触ることがなくなり衛生的です。
片手が不自由でトイレットペーパーが切りにくい方や、介護をしている方にも重宝されるのでは?と思います。
介護をする人が、要介護者(患者さん)を支えながらトイレットペーパーを片手で切る時に、不安定になりやすくバランスを崩してしまうことがあります。
そんな時にサッと引き抜くことができるトイレットペーパーがあると便利ですね。